2010.07.10 Saturday
3―4 対横浜 セッキーを余して負ける
G後援会の総長の座は、三浦から清水に引き継がれたようだ。
日本シリーズの初戦でやられて以来、清水は余り得意ではないらしい。 なんとか三浦が攻略できるようになったら、こんどは清水だもんあぁ。 その清水を9回まで持たせてしまったのが大きな敗因だったね。 初回のチャンスで、新井が外野フライでも上げられれば、展開は大きく変わった。 新井の4番は、どうなんだろうか? 昔、新井が広島で4番を打ち始めた時、タイガースでは濱中が4番を任され始めた。 若き4番は、どちらも背番号が「25」で、当時はよく比較されていた。 お互い、経験が浅いのと、その重責に中々結果です、苦しんだことを覚えている。 先に結果を出し始めたのは、濱中の方だった。 故障で離脱するまで、だんだんと4番らしさを見せ始めた濱中と対照的に、新井は低迷を続ける。 それでも、当時の広島・山本浩二監督は、新井を4番で使い続けていた。 新井は、当時の広島の状況が産んだ4番だ。 新井意外に4番はいない、新井が打てなけりゃしょうがない、そういう状況だからこそ、最終的にその重圧を振り払い、4番として務めを果たせるようになった。 今は、そうじゃない。 新井の前後を打つバッターは、マートンもブラゼルも、好調だ。 その後ろには、メジャーリガーの城島もいる。 それなのに4番を打たせてもらっている。 これは、簡単に開き直れない状況だろう。 しかも、優勝争いをしてえいるタイガースの4番だ。 どこで、新井が開き直れるか、4番を追われるのが先か、これからが勝負だね。 しかし、最後の9回のチャンス。 あそこの代打は、セッキーでしょう。 1点返して、2死1,3塁。 相手Pは、速球派の山口。 桧山では、あの速球についていくことは難しい。 日本記録こそ逃したが、10打席連続出塁で、記録が途切れた後の昨日もヒットを打っているセッキーこそ、現状の「代打の切り札」だと思うのだが・・・。 速球派のPから、いかにして点をとるか、どんなに汚い格好でもヒットにする姿勢は、セッキーが一番だと思う。 あそこで、セッキーを使わないと、結果余して負けることになる。 桧山は、延長に持ち込んでからでも出番はある。 まずは、同点を狙わないで、どうする。 この辺の甘さが、最下位横浜に苦戦をする原因じゃないだろうか。 ベンチワークの反省を望みたい一戦だったと思うぞ。 今一度、勝つための最善策を考え直して欲しい。 ぐぁんばれ!タイガース |