2012.07.31 Tuesday
2−7 対東京ヤクルト 1点への拘りを捨てる
まぁ、変な拘りを持たず、選手の力を信用して上げれば、こういう結果になる。
1点を取るのに、汲々として、殻に閉じこもっていた姿は、そこには無い。 みんな振りが鋭くなり、長打の率が上がって来た。 これを気づかせてくれたのは、良太だったのかも知れない。 ベンチウォーマーーから、代打、スタメンへと階段を登る途中で、その思い切りの良さを忘れる事がなかった。 ただし、良太がここまで残れたのは、ボールを振らないという姿勢かもしれない。 ボール球に手を出さず(時折見すぎてしまう感があるが)、好球必打で思い切り良く振り抜く。 その打撃で、4番で常時出場している兄貴の貴浩のHR数と並んでしまった。 この良太の打撃が、全体に波及して来ている。 つまり、和田監督の柄に合わない、汲々とした野球に合わない良太が一番力を発揮したって事だ。 その和田監督の野球に合わそうとしたメンバーは、どれも不振に陥ってしまったのと対照的だった。 このところ、和田監督の采配も、あきらめなのだろうか、変な1点に拘ってチマチマした作戦を取る事が無くなってきた。 それが、タイガースの打撃にいい影響を与えている。 皆が良太の好球必打で、思い切りよく振り抜く打撃を始めた来た。 まぁ、時すでに遅しかも知れないが、和田監督が払った高い授業料だったということだろう。 これからどこまで巻き返せるかは、わからん。 それでもチームの方向性が出始めた事は確かだ。 今日は、このところ酷使気味の鶴にも勝ちがついたし、少し休ませたれよ。 いい方向に向かう事を願ってやまない。 ぐぁんばれ!タイガース |