2022.08.17 Wednesday
2−4 対東京ヤクルト 村上の一発は、キャッチャーのエラー
きっと、記憶の上書きができなかったのだろう。
キャッチャー梅野のHDDは、昔のままで、この間岩崎が9回に村上に喰らった一打を記憶するのを忘れていたんじゃないか。 絶対に、一発を打たれてはいけない場面。 出来るだけ外で攻めて、歩かしても仕方ない。 第一打席は、徹底的に外で勝負し、見送りの三振に討ち取った。 ここで、梅野が考えること、「そろそろ外を狙われるんじゃないか?、一回ウチを見せとかなあかんかな。」 そうであれば、ウチにボール球、村上が腰を引くくらいのコースに投げさせなければいけない。 村上は、辛抱して待っていた。 第一打席を無駄にしても、いずれタイガースバッテリーは、ウチを攻めざる得ない。 追い込まれるまでは、外を見向きもしない。 この村上を見て、タイガースバッテリーは、何を感じたんか? ウチを攻める危険性を感じとらなあかんかった。 攻めるなら、ボール球。 あの根の生えたような村上の構えを崩すように、腰を引くか、のけぞるか、そういう球が必要な場面。 それを、外角をあんだけ意識させたんだから、そろそろウチに行ってもいいんじゃないかという甘い考えで投げさせたなら、それはキャッチャーのリードミス。エラーだ。 そんな考えで投じた内角の球は、飛んで火にいる夏の虫、「来たかチョーさん、待ってたホイ!」で外野スタンドまで飛んでいった。 前も書いたが、村上はキャッチャー出身だけあって、配給を読む。 タイガースバッテリーが外意識させながらウチを攻めてくることは想定済みなんだろう。 その内角を一発で仕留めるべく、辛抱強く待ち続ける。 例え、第一打席が見送りの三振に打ち取られてもだ。 そういう村上を甘く見たことが、この試合の敗因だ。 あのリードが梅野だけの考えなのか、ベンチから何がしの指示があったかは、わからないが、ベンチはちゃんと指示してやらんと。 高津監督なら、そういうところには、疎かにはしないと思う。 あの配給は、梅野のエラーであり、ベンチの失態でもある。 この一打でタイガースの8連敗が決まった。 開幕時の9連敗までとひとつ。 また、同じ状態を繰り返すのか。 こんだけ、投手陣が充実しているのに、こんだけ連敗するのは、どこかに問題がある。 その問題をなんの対策もしてこなかった、そういう怠慢がこの結果だ。 その責任があるベンチが、もう退任が決まっているから始末が悪い。 シーズン前に、もう責任を取ることを公言してしまっているんだから。 後は、今いるメンバーに来シーズンに向けて何を残せてやれるかでしょう。 去年の1勝差のV逸の悔しさよりも、今年の無惨な状況を反省し、何が足りないのか、どうすればいいのかを真剣に考えないと。 そうすれば、胴上げの練習なんてしてられないと気づくはず。 ぐぁんばれ!タイガース |