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3−5 対東京ヤクルト 主力の離脱だけではない連敗の理由
 青柳でも勝てず、7連敗となった。
 この日の試合前に、大山、中野、北條が1軍に合流し、練習に参加したニュースがあった。
 ただ、実戦復帰は、もう少し先になりそう。

 そんなタイガースの連敗は続く。
 この日、広島が大量の選手がコロナ感染となり、大幅な選手変更が行われた。
 タイガースと違うのは、その代わりに出た選手の活躍で、ドラゴンズに快勝したことだ。

 タイガースだって、打線の主力は離脱したが、ピッチャーの主力の離脱は、渡邊雄大以外は、いない。
 セ界一のピッチングスタッフは健在なのだ。
 本来、そのピッチャーを前面に押し立てて、少ない得点を守り切る野球ができて入れば、ここまで連敗は、続かなかったはず。

 そのピッチャーを盛り立ててやらなければいけないバックの守りが、逆にピッチャーの足を引っ張っている。
 援護が少ないのは、今シーズンわかりきっていること。
 今までも、そうして戦ってきて、5割を超えて貯金できるまでになっていた。
 その野手が、援護が少ないのはまだしも、守りでピッチャーの足を引っ張る。
 これでは、少ない援護に耐えて、頑張っているピッチャーは、たまったもんじゃない。

 この連敗中、ピッチャーは、いずれも頑張っている。
 失点のほとんどが、守備のミスからだ。
 少ない援護を守って勝とうとしているピッチャーにとって、これは堪えるだろう。

 守りのミスは、ここへ来て増大し、セ界で最悪となった。
 セ界一の投手陣にセ界最悪の援護と守備。
 まぁ、勝てるわけないでしょ。

 守備の悪さは、数年の課題。
 複数ポジションを守らせ過ぎの影響ともいわれている。
 シーズン前に、どういう対策をしてきたのか?
 複数のポジションを守らせ、守備力を向上させるなら、通常の2倍、3倍の守備練習が必要となる。
 果たして、そういう練習をしてきたんでしょうか?
 そういうツケがここに来て、一気に噴き出ている。
 そういう連敗なんじゃないだろうか?

 本来は、天王山とすべき、この3連戦が、色褪せ、スワローズの連覇を後押しする3連戦になるように思える。
 開幕戦といい、スワローズにとっては、タイガース様様じゃないか。
 そんな、ドラマの引き立て役が決定した夜に思える。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:16 | comments(0) | - |