2024.07.16 Tuesday
1−2 対讀賣 才木への借りをいつ返す?
才木が火曜日の先発に回って、この日まで30イニング投げて、得られた援護は、この日の1点だけ。
これでは、完封する以外に勝つ道はななく、その間に負けだけを増やした。 普通なら、今頃とうに、2桁勝利は達成しているし、有力な沢村賞候補として、多くのタイトルも獲得可能な状態であったろう。 その才木が、立ち上げがり、苦労して、2失点してしまった。 この初回だけで、38球を要して、5回くらいまでかと思われた。 ただ、ここからの才木が、今までと違うところ。 2回以降、苦手の吉川や丸に苦しみながら、ヒットは打たれても、得点は許さない投球で、8回を133球で、被安打8の2失点でまとめ、完投してしまった。 普通なら、こう言う才木のピッチングに、打線が奮起し、「才木を負け投手にしちゃいけない。」「才木に勝ち星を」と、必死の援護をするもんなんだが、讀賣の山崎伊織の前に、7回まで、8本のヒットを浴びせるが、小幡のポテンのタイムリーの1点に封じられ、バルドナード、大勢と繋げられ、敗戦となった。 結局完投した才木は、負け投手で3敗目。 ただ、中継ぎを休ませる投球だったと言う結果だけが残った。 少しの援護あれば、才木は、無傷の12連勝くらいしていい内容のピッチングを続けている。 打撃陣が、才木に対して作った借りは、どれくらいになるんだろう。 一体、いつその借りを返すつもりなんだろう。 攻撃は、ヒットは出ても2アウトから、やっと掴んだチャンスも、野口が牽制に引っかかって、潰してしまう。 出たランナーは、走る気配もなく、8回の梅野には、代打もださない。 こう言う場面で、代打を出す為に、藤田を上げたんじゃなかったのか。 どうも攻撃がチグハグになっている。 この試合に勝てれば、一気に抜け出す可能性もあったのだが、これでまた、混戦の中に、どっぷりだ。 逆に次の試合に勝たんと、負け越す事になる。 折角、才木が完投して、中継ぎを休ませてくれたんだ。 先発の大竹はじめ、ピッチャーは、才木に応える投球をしてほしい。 そして、野手は、才木の完投が無駄にならんよう、援護をしてやって、このカードを勝ち越したい。 ぐぁんばれ!タイガース |