2024.08.08 Thursday
6−3 対東京ヤクルト 森下の一発とサトテルの走塁が、流れを変える
嫌な、流れだった。
昨日の雷雨でコールド負け、一昨日は、岩崎でサヨナラ負けという、流れを引きずった立ち上がり。 ビーズリーが、2回、2死1、2塁で、松本直樹に、先制のタイムリーをゆるした。 この場面、次がピッチャーの吉村だけに、もう少し慎重なリードが必要な場面。 梅野は、松本直樹が、自分と同じ様にぶん回してくるとでも思ったか、余りにも正直な配球。 松本直樹は、梅野と違って、こう言う場面で、自分のやる役割を心得ている。 キッチリ、コンパクトに振って、ピッチャー返しで転がす。 これがセンター前に抜けて、先制点を奪われた。 そんな、嫌な流れを変えたのが、4回の森下の一発。 ちょっと、このところ力が入り過ぎて、仕留め損なう打撃が見え始めていたが、それを修正し、吉村の変化球を狙いすましたバッティングを見せた。 これは、少なからず、吉村に動揺を与えた事だろう。 次の佐藤輝が、森下の一発に続きたいと言うはやる気持ちを抑えて、よく四球を選んだ。 そして、その後に見せた走塁が見事だった。 大山のサードゴロで、隙をついて一気に3塁まで進んだ。 これで、楽になった前川が逆転のタイムリーを放った。 この2人のこのプレーが、完全に流れを変えた。 今のタイガースで、打撃が好調なのは、森下、佐藤輝、前川の3人。 この得点源3人の前に、いかにランナーを置くか、それが鍵になる。 次の5回は、それが上手く機能した。 ビーズリーの四球をきっかけに、1死満塁で森下に回すと、佐藤輝、大山と3連続のタイムリーで4点を追加した。 久々のビックイニングで、この試合の流れを完全にものにした。 先発のビーズリーは、7回を89球で、被安打4、失点1で投げ切った。 球数的には、8回も行けたと思うんだが、多分中5日で、讀賣戦に向かう予定の為、配慮したんじゃないかなぁ。 繋いだ、桐敷が2点を失うが、石井大智がピンチを凌いで、岩崎へと繋いで、試合を締めた。 本当は、桐敷、石井大智は、使いたくなかったんだが、昨日まで連敗している為、慎重を期したのか。 さぁ、これで京セラに戻って、広島戦だ。 負け数の差が5つあるだけに、負けられない。 一戦必勝の体制で臨まんと行けない。 まずは、好調な森下、佐藤輝の前に、如何にランナーを出すかだ。 後は、Eye Black Brothers に任せるしかない。 ぐぁんばれ!タイガース |