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2025.07.16 Wednesday
０ー６ 対 中日 ヒロトのバントの明暗
ピッチャーのバントの巧拙が勝敗を分ける。
芸は身を助くとは、よく言ったもの。 浩人と宏斗の投げ合いで始まった試合。 才木浩人の方は、修正が効いて、見事なピッチング。 ５回を６１球で、被安打１、５回２死まで、パーフェクトピッチングだった。 このところのピッチングで、低めのフォークを見送られることで、ボール球が多く、球数が嵩んで、長いイニングを投げられない状態から脱したようで、ゾーンで勝負出来て、球数も少なく、今季一番と言っていいピッチングだった。 対する�盒狭�斗は、同じ５回を７７球でヒット２本で零封。 お互いに譲らない、投手戦となっていた。 その２人のヒロトの明暗を分けたのが、お互いの送りバントの巧拙だ。 ３回の裏、先頭の梅野がヒットで出塁すると、才木には、送りバントのサイン。 この送りバントを失敗し、三振に倒れると、次の近本のいい当たりが、セカンドの田中幹の好守に阻まれ、ダブルプレーになる。 ここで、バントが成功していれば、守備体系も変わっただろうし、近本の一打も抜けて、先取点を得られたかも知れない。 今季、才木のバント失敗は、どれくらいある？ 才木は、ここの練習をしっかりすべきやね。 それが、自分を助けることになるんだから。 対照的に６回の高橋宏斗。 先頭の石伊がどん詰まりのヒットで出塁すると、しっかり送りバントを決める。 これでランナーが得点圏に行ったことで、才木の攻めが慎重になり、田中幹に四球後、上林に２点タイムリー２ベースを許す。 結局、これが決勝点で、佐伯は、この回でマウンドを降りることになる。 まぁ、バントの成否が、これほど明暗をはっきりと分けるのは、お互いのピッチングが良かったからに他ならない。 そういうピッチャーを攻略するには、少ないチャンスを確実にモノにしなくてはいけない。 やるべきことをしっかりやる。 凡事徹底こそ、こういう接戦をモノにすることができる。 それが、中日に出来て、タイガースにできなかったってことなんだよなぁ。 この辺が、中日との対戦成績に表れている。 中日も投手力がいいチーム、お互いに接戦になり、少ないチャンスを、どうモノにするかの戦いになる。 そこで、やるべきことをきちっとやった方、できなかった方で、勝敗が分かれる。 この中日との対戦成績を戻すこと、それはすなわち、凡事徹底を徹底することになる。 あと、９回に連投の木下に回跨ぎをさせたのはどうなんだろう。 せっかく、離れしてきて、８回をいい感じで投げ終えたんだから、そこで交代させてやった方が良かった。 石井大智と岩崎を休ませる展開故のことなんだろうが、ネルソンでも昨日打たれた島本でも、この日登録された早川でもいい。 この日の高橋宏斗の出来から、敗戦は濃厚なんだから、木下をもう少し大事に扱ったほうが良かったんじゃないかな。 これで、掴みかけた自信が崩れちゃったんだろう。 もう一度、頑張って、出直せ、木下。 ぐぁんばれ！タイガース |
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