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3ー1 対 讀賣 M22 祝・石井大智連続試合無失点日本記録!
 ついに、石井大智が40試合連続無失点の日本記録を樹立した。
 この日の登板は、一番キツイ、2点リードで迎えた8回、讀賣の打順がクリーンナップという場面だ。
 この場面、3番の泉口をセンターフライ、4番の岡本にはショートの内野安打を許すが、5番のキャベッジを三振に取ると、6番の岸田をライトライナーに打ち取った。
 これで、9回のマウンドを岩崎に譲ったところで、40試合連続無失点の記録が確定した。

 この相手の一番キツイところを抑えるのに、石井が選ばれ、それを見事にこなしているのに敬意を表する。
 思えば、2005年のJFKで、その一番キツイところを任されていたのが、今の監督の藤川球児だ。
 相手が、追い上げにかかる、一番キツイ場面を、ピッシャっと抑えて、相手の反撃の気勢を削ぐ、そういう役割を担った。
 今年、その役割を石井大智が担い、その役割を全うしていることに、今年のタイガースの強さがあるんだ。

 この試合も、3回に、高寺と坂本のタイムリーで、3点を先取するも、その後の攻撃で、追加点を奪えず、重い展開になっていた。
 この日の才木は、昨日の村上と違って、最後まで行けるような内容ではなく、毎回ピンチを招きながら、なんとか凌いでいる状態。
 その才木も5回に、相性が悪い丸に一発を許し、2点差まで迫られる。
 結局、才木は5回を投げ、92球、被安打7だから、ある意味、よく1点で凌いだとも言える。

 タイガースは、才木が勝ち投手の権利を得たところで、早々に見切りをつけて、継投に入った。
 6回から、9回までの4イニングの継投をどうするか。
 ここで、球児監督は、一番キツイところを石井大智に任せることは決めていたんだろう。
 それが、7回か8回か9回かは、展開次第だ。
 
 その4イニングの最初に選択したのが、ドリスだった。
 本来、桐敷かと思ったが、どうも序列ドリスの方が上になったことを表す。
 これで、残り3イニングの桐敷の登板は、ない。
 及川、石井大智は確定だが、もう一人は、復帰後まだ登板がない岩崎であることが予想できた。
 ここで、石井大智を一番キツイ回で起用していくことが確定したんだろう。

 この3連戦の初戦で、石井大智を出し惜しんだことで、讀賣の逆転を許した。
 どうしても抑えて、相手の反撃の芽を摘むことに、石井大智を使わず、ハートウィグにあわよくばを期待して、砕けた試合だ。
 その反省を生かしてか、この日は、7回に及川、8回、一番キツイクリーンナップに対して、石井大智を投入した。
 まぁ、石井大智を9回にと温存して、この回を桐敷なり、岩崎なりで行って、追いつかれでもしたら、9回の石井大智を使えず、一昨日の試合の繰り返しになる。
 それなら、ここを完璧に抑え、下位に回る9回を経験値が高い岩崎で凌ぐという方法を取るのは、理にはかなっている。
 ただ、岩崎が復帰後の初登板いなるのが、一番の不安でもあったが。

 その岩崎は、9回、先頭の大城にヒットを許し(小幡が慌てず、止めれば、鈍足の大城だけにアウトにできたように見える打球だった。)、続く中山にも三遊間を破られ、無死1、2塁のピンチを招いた時は、流石に同点まで覚悟した。
 讀賣は、ここで用意していた坂本でなく、増田大輝で送りバントを試みた。
 正直、これは助かった。
 バントを決められても、1アウトが取れれば、岩崎が落ち着く可能性がある。
 それをスリーバントまで失敗してくれたから、大助かりだった。
 あのまま、坂本が代打で来られた方が、数倍嫌だった場面だ。

 ワンアウトを取った岩崎が、この後、落ち着きを取り戻し、丸をインフィールドフライ、ここで代打となった坂本を三振に取って、ゲームセット。
 復帰後の初登板をセーブで飾った。
 初戦の失敗を生かした、試合の流れを考えた継投が実った試合だった。
 ヒーローは、先制タイムリーの高寺だったが、本当は一番キツイ8回を抑えて、新記録を作った石井大智なんだと思う。

 これからも、キツイ場面での登板が続くだろう。
 及川と石井大智は、JFKのジェフと球児の役を担っている。
 CSから、日本シリーズと進むためにも、絶対必要な戦力であり、心臓部の心臓そのもののような存在だ。
 記録がこれからも伸びるよう、及川も記録に迫れるよう、これからも奮闘を期待したい。
 頑張れ!及川
 頑張れ!石井大智
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 17:23 | comments(0) | - |