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2025.07.05 Saturday
3ー0 対 横浜DeNA 熊谷 敬宥が輝いた夜
最早、デュプランテェは、エースに匹敵する存在だ。
その球威もそうだが、安定感を含めて、現在一番頼りになる存在だ。 この日も、坂本との呼吸もピッタリ、横浜打線に的を絞らせなかった。 9回を108球、被安打3、四死球1で、完封だから言うことはない。 尚、この日の奪三振9で、バウアーを抜いて、奪三振のトップに躍り出た。 そして、そのデュープを勝利投手に導くのに、光ったのが熊谷だ。 今季2度目のショートでのスタメン出場。 前日は、植田海に続いて、代走屋の連続ツーベースが話題になったとこ。 その勢いを買ってか、何か他に期するものがあったか。 小幡がショートとして存在感を示し始めたところだから、何か使ってみたいと思わすものがあったのだろう。 2回表の打席こそ、大山を置いて、3塁ゴロの併殺に倒れたが、4回の打席では、ヒットの大山と前川を1、3塁に置いて、レフトオーバー、フェン直のスリーベースを放って、2者を迎い入れた。 2アウトを取ってからの、連打での失点だけに、大貫も悔やんだ事だろう。 熊谷の活躍は、これで終わらない。 6回にも、大山、前川の連打の後、タイムリーを放って見せた。 これで、この日3打点目。 タイガースの得点の全てを叩き出した。 横浜の大貫にたいして、ヒットは出るが、決定打を奪えず苦労する。 そう言う大貫から、チャンスでキッチリ、タイムリーを放った熊谷の打撃は、特筆物であった。 ひとつ提案があれば、6回のタイムリーの場面だ。 大山、前川の連打で、無死1、3塁のチャンス。 ここを、普通に打ってタイムリーだったけど、より熊谷って言う言う選手をアピールするには、セーフティを仕掛けるべきじゃなかったか。 4回の3塁打と6回のセーフティと言う、大技、小技を織り交ぜて、熊谷と言う選手をアピールするには、効果絶大だと思うんだが。 まぁ、そう言う発想ができるのは、もう少し余裕が出来てからになるのかなぁ。 この日の試合は、デュープと熊谷の試合だった。 デュープは、これが当たり前の様になるんじゃないかと予感させられる。 熊谷も、これがたまたまではなく、当たり前に期待される仕事になる様、これからも存在感を高めて行って欲しい。 熊谷が輝く夜が、何度でも訪れるように。 ぐぁんばれ!タイガース |
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