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2025.10.15 Wednesday
2−0 対 横浜DeNA CSファイナル 勝利切り拓く、近本の三盗
森下もよく先制打を放った。
小野寺も、よく追加点をもたらした。 だが、この試合の勝利を切り拓いたのは、近本の三盗に他ならない。 6回に先頭で、内野安打で出塁すると、中野が送って、1死2塁でバッター森下の場面。 その森下の初球に近本が3塁に向かって、スタートを切った。 よもやの三盗に横浜バッテリーも虚をつかれ、これが成功、1死3塁の絶好のチャンスへ拡大した。 ここまで、先発の村上が、5回まで、4回も先頭打者を出し、毎回と言っていいくらいのピンチをなんとか凌いで、100球以上を要して無得点で抑えてきた。 対照的に、横浜の先発東は、5回まで、ヒット2本で、60球で済ませて、悠々自適の完封ペースのピッチングを切り広げていた。 その東のペースを崩して、一気に流れをタイガースへ持って来る、そう言う意味がある三盗だった。 これで、楽になった森下が、センター前へ先制のタイムリー。 2死から小野寺が会心の右打ちで、追加の1点で、計2点を東からもぎ取った。 この2点目も、大山のサードゴロで三本間に挟まれた森下が、ランダンプレーで粘って、1塁走者の佐藤輝がサードへ進塁するのを助けた事が、繋がっている。 森下は、打つ方だけじゃなく、走者としてもいい仕事をした。 また、村上降板後の継投だが、6回から及川。 及川が回を跨いで7回も、2死1塁で牧を迎えたところで、石井大智へスイッチ。 石井大智は、牧にヒットを許すも、次の代打フォードを三振に取って、8回を回を跨いで、横浜打線を抑えた。 ここも、及川で7回を完了できれば、横浜の打順的に、8回を岩崎、9回を石井大智と考えられるところだが、牧に嫌な感じがあったのだろう、万全を期して石井大智の投入となった。 まぁ、ここで9回は岩崎となる事が確定したんだが、休養十分の岩崎がほぼ完璧に9回を締め括って、初戦の勝利を決定づけ、アドバンテージを含めて2勝とした。 多少の固さがあった初戦に勝利し、これでその固さもほぐれてくるだろう。 特に熊谷に、攻守両面で固さが見られた。 6回の満塁のチャンスでは、木浪の代打を願ったくらいだ。 肩の弱さも、ショートでは、少々厳しい様に見える。 次戦で、どう変わるか、または代えられてしまうか。 初戦を取ったところで、夢夢油断する事は、ないと思うが、固さが取れて粗くなることだけが心配だ。 及川、石井大智に無理させながら勝ち取った試合だ。 次は、才木ができるだけ長いイニング投げて、打線もしっかり援護して、この2人を使わないで勝てるような展開を望みたい。 頼むぞ!才木 頑張れ!才木 ぐぁんばれ!タイガース |
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