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再び問う!貯金「5」の壁はあるか?
 「なぁに、馬鹿なこと言ってんだよ、もう貯金14だよ!」
 って声が聞こえてきそうだが、寅吉の中では、貯金「10」をしっかり定期預金に入れている。したがって、今貯金「4」と考えてるんだよねぇ。

 しかも、この定期預金の利率が変動性で、ここでしっかり算段しておかないと、元本割れもありえる博打性が強いもの。
 たたし、うまく運用すれば、定期預金をもう1口増やせるくらいの利子を生む事もある。

 ということで、貯金「5」の前に立ちはだかるのがヤクルト・中日そいてまた、ヤクルトと続く8試合。
 ほんとの正念場ちゅうやつやねぇ。

 ヤクルトの古田の頭脳もオレ竜落合も、阪神にこれ以上走られるのはま拙いと思っているはず。
 投手陣の駒が揃っている(質がいいといっても良いが)阪神に、一定以上のゲーム差(それを6ゲーム差と踏んでいるが・・・)を与えることは、阪神を楽にさせることになる。
 夏のロードを見据えて、6ゲーム差以内につけておかねばならない。
 そういう算段をしているはずだ。

 シーズン当初の「流れ」を阪神自ら手放し、中日によりその「流れ」を持ち去られた感があったのを、交流戦(降竜戦?)という未知の要素により、その「流れ」が場に出てきた。
 今、阪神はこの「流れ」を取り戻すチャンスにある。

 7カード連続勝ち越し。
 1試合毎の出来、不出来はあるが、地道に勝ち越しを決めてきた結果はいい方向へ向かっている。
 赤星のケガ。今岡の不調。
 好調の陰で内包する問題もあるが、いまのところそれを補えるだけの貯蓄もある。

 この8試合を勝ち越し、オールスターまでに貯金「20」できれば、「流れ」を完全にものにできる。
 そのために、目先の1戦1戦を確実に勝ちに行くことだ。
 これからは、小さなほころびも許されない。一番の集中を要する8試合となる。
 相手も、阪神を走らせないために、全力で向かってくるだろう。

 だが、今シーズンのタイガースはシーズンに入り、数々の難敵(ホント、エース級をよくぶつけられてるんだよねぇ。)と闘ううちに、力を付けてきている。
 キャンプのときより数段強くなってるし、戦力アップしている。

 キャンプ時にロッテのスコアラーに「ダラダラしていて、まとまりがない。」みたいに言われた時は、「猛虎キャンプレポート2005」をチェックしながら、同様なことを思っていた寅吉はやな予感がしたものだ。

 いまは、それが杞憂でおわることを祈るのみだ。
 そして、シーズンに入ってからの、チームとしての成長に賭けたい気持ちだ。
 この成長をキャンプ時から織り込み済みなら岡田監督もたいしたものだと思う。(笑)

 さぁ、今年のタイガースの強さを見せてくれ!
 もう一度、ホークスと戦う日を目指して・・・・・・。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 20:44 | - | trackbacks(1) |