2010.08.29 Sunday
12−5 対東京ヤクルト まだまだ、終われない、虎の意地
20安打12得点。
今のタイガースには、打ち勝つ以外に勝利を呼び込む術がない。 前回のカープ戦も22得点の試合だけだもの、勝てたのは・・・・。 それでも、何としても勝って、甲子園に戻るという、選手の意地が打たせた試合だったね。 それでも、久保の中四日登板はいただけないなぁ。 タイガースのローテで唯一、試合を作ることが期待できるPだ。ちゃんと間隔を空けてあげれば勝利を期待できる。 故障で抹消中のマエケンやここへ来て調子落ちのGの東野を差し置いて、最多勝だって狙える位置にいる。 久保で確実に勝つ。 これが今の先発陣で大きな連敗をしないための最良の策ではないだろうか。 先のG戦から久保の間隔を詰めて、結果その試合を落とすだけでなく、その後のローテが苦しくなり、連敗を喫した。 同じ過ちはすまいと思ってくれればいいのだが、どうやらその反省は内容だ。 きっと、スタンリッジや能見が戻るまで、久保に無理強いして、乗り切ろうという腹なんだろう。 なんとも気の重い起用法だ。 福原は、中継ぎの短いイニングのほうが球威があるストレートを放れる。 ある意味、リードを許している試合や、大量リードにおける中継ぎに適任かもしれない。 だが、鶴は違う。 本来、先発として育てなくてはいけないし、先発Pの数にも苦労している現在、鶴が先発に戻ってこなくてはいけない。 今日の9回も、威力のあるストレートを投げていた。先発の時には見られなかったストレートだ。 だが、勝負球が高い。これを痛打されて失点してしまっている。その勝負球の甘さは、モチベーションの低さからくるもののように思える。 秋山が台頭してきて、年上の鶴が負けまいという気持ちがあって当然だ。また、先発で勝負したいと願っているだろう。 その為には、いくらモチベーションが上がらなくても、結果を出していかないと行けない。 ベンチも上手いこと競わせながら、育ててほしいよなぁ。 もう選手だけでも、「虎の意地」を示すしかないと、先日書いたが、どうもすいう雰囲気になってきた。 果たして、ベンチと選手が上手くいっていないチームが優勝できるのだろうか? 過去の例は、やはり一体となって戦うチームが有利であることを示しているが、そこは「虎の意地」で覆してみるのも面白い。 さぁ、甲子園に帰ろう。 ぐぁんばれ!タイガース |