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5ー4 対 讀賣 M21 休養・お試し起用でも勝つ
 この試合、近本を外して、センターに上がったばかりの井坪を起用。
 レフトは、中川、キャッチャーは、榮枝というスタメン。
 対する中日は、タイガース相手に勝ち越しているのに、随分と舐められたものだと感じたかもしれない。
 
 ただ、近本は、積極的休養が言われていたが、最多安打のタイトル、首位打者のタイトルがかかる身だ。
 あまり、試合を休みたいという状況でもないから、体調面の異変が心配される。
 まぁ、最多安打は、試合に出た方がチャンスは多くなるが、率は微妙だからなぁ。
 体調悪いのに出て、凡打を繰り返せば落ちてしまうし、小園が上にいるから、打って率を上げんと抜けんし。
 
 その近本を休ませたことで、チャンスを得たのが井坪。
 これほど、ゲーム差があって、独走状態だからこその起用。
 普通なら、消化試合での起用になるが、この余裕のある時に1軍の試合を肌で感じさせるチャンスとの判断での起用かと思う。
 その井坪は、初打席で、止めたバットのような中途半端な打撃でも、サードの内野安打と、相手のミスを誘い、逆転となるプロ初安打、初打点。
 その後の6回も、サードのエラーを誘い出塁、4打数1安打2出塁2打点という結果で、お試し起用を終えた。
 
 井坪の独特のフォームが、普通のフォームになってきている。
 1、2年目のフォームの限界を知ったのか、試行錯誤の途中なのかもしれない。
 この日の打撃を見る限り、まだ少し早い、今の実力では、近本の代わりはおろか、中川、前川、高寺より、かなり劣る。
 2軍の成績でも、遥に島田の方が上だし、ペナントが競った状態では、この昇格も起用もなかったものと思う。
 ただ、これをいい経験にし、自分の足りない部分、1軍のレベルを感じて、4年目の飛躍にしてもらえれば、いい。
 
 もう一人のお試し起用の榮枝は、そうはいかない。
 第3の捕手から、坂本のサブの捕手へステップアップが求められる立場。
 梅野の劣化が激しい今、榮枝にとって、序列を挙げるチャンスなんだが。
 この日は、2回の同点タイムリー、4回のヒットと2安打を放ち、打力のアピールはできた。
 ただ、キャッチャーとしては、ビーズリーの乱調もあったんだけど、6回の守りから坂本に代えられてしまった。
 これを、本人がどう捉えるか。

 この日のビーズリーの調子では、リードは難しい。
 それは、誰がやっても同じかもしれない。
 ある意味、よく5回途中まで保たせたと言えるかもしれない。
 ただ、そこでなく姿勢の面で不満が映ったんじゃないだろうか。
 試合後のインタビューでも、「内に籠っている。」って言っていたし。

 2軍の試合で、育成の嶋村に対して、平田監督が怒って、3回で懲罰交代させた。
 「全然ダメ。勉強も何にもしてない。もう予習もなけりゃ。どういう組み立てで、どうしようっていうのはもう行き当たりばったりよ。俺に言わせると、もうこんな勉強も何にもしないキャッチャーなんかすぐ交代だよ。」
 同じような部分があるのか、本人は考えていて、考えもあるのに、自信がなくって、それを出せないで、そうなっているのか。
 マスクを被っている榮枝の表情を見てると、不安しかない顔をしている。
 そういう部分が、「開き直る瞬間が来るといいんですが」という談話に現れている。
 近くに坂本といういい手本がいる。
 坂本がどうピッチャーに接して、どういう準備をしているのか、見習うところは徹底して見習えばいい。

 榮枝も、これだけの独走状態だから、チャンスはまだまだ、与えてもらえるだろう。
 それを逃さず、来季へ向けて、自分の序列を上げるために、来季「榮枝は、変わった。去年の経験を活かして、十分坂本と競えるレベルになった。」と言われるくらいにならんといかん。
 現状、坂本、梅野の後は、榮枝しかいないのだから、そこに甘えることなく、大きく飛躍しなくては行けない。

 試合は、そういう起用法の中でも、中野や熊谷のいい守備に助けられ、代打の糸原が久々に仕事をして、勝利を収めた。
 これで、対中日の対戦成績が五分になり、マジックもひとつ減って21になった。
 この中日戦は、2連戦のため、次も勝って勝ち越しに持ち込みたい。
 伊原もここで勝っておかないと新人王の可能性が低くなる。
 打線もしっかり援護して、6勝目をプレゼントして欲しい。
 頑張れ!伊原
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:45 | comments(0) | - |