2022.09.11 Sunday
5−0 対中日 貧打同士の戦いは・・・・・
ドラゴンズも25回目の完封負けらしい。
お互い、投手陣には、自信を持っているが、打線の得点能力が低いチーム同士。 同じ数の完封負けを喫しているのも、何かの縁か。 両チームの違いは、数少ない長距離砲。 タイガースは、大山、佐藤輝と国産の大砲2枚を育成中。 中日は、国産の大砲は、今季のドラフトで、ブライト、鵜飼と言う大卒選手を取るも、まだまだ時間がかかりそう。 外国人のビシエドは、来日当初から、中距離砲へモデルチェンジして、適応している。 タイガースは、外国人こそ不発だが、大山、佐藤輝が確実に成長し、下には井上と言う大砲候補がいる。 これは、金本監督以来のドラフト戦略の成果でもある。 対して、ドラゴンズは、平田、高橋周平と言う高卒の大砲候補をドラフトで獲得するが、広いナゴヤドームのせいもあり、いつしか中距離砲へと転じている。 したがって、この2チームの対戦は、大体、僅少さの重苦しい戦いになる。 この日も、勝野と西純矢の投げ合いで、貧打線とも言える投手戦の様相をていしていた。 タイガースが4回に原口のタイムリーで1点は選手したものの、6回までの投球内容では、勝野が上回っていた。 西純矢は、交代する6回2死まで、ピンチを迎えながら粘り強いピッチングで凌いできた。 この回、最後にA・マルチネスに見せた投球は圧巻であった。 西純矢は、シーズン前半にローテ入りするもの、途中から、変化球が甘く入り、一発を喰らうと言うシーンを繰り返して、下での再調整を言い渡される。 その時の反省を活かして、ローテ復帰後は、安定した投球を続けている。 こう言うピッチングができれば、自ずと勝ち星は、増えていく。 (タイガースの場合、援護が少ないから、ナントも言えんが) この試合も、投球内容的に劣ってはいたが、勝ち投手になれたのは、そう言う辛抱強さと、ピンチでのギアの上げ方を覚えて来た証でもある。 西純矢の将来は、明るい。 来シーズンは、ローテの中心で回って、2桁勝利も可能じゃないかと思える。 この西純矢と才木、藤浪、森木と揃う本格派右腕の投手陣に、青柳、伊藤将、西勇輝が加わる。 外国人ピッチャーのガンケル、ウィルカーソン(残留?)もいる。 ローテが満杯状態になる来季は楽しみだ。 一度、西純矢か森木に加えて藤浪の抑え適正を見てもいいと思う。 まぁ、試合は珍しく5点も取れて勝つことができ、西純矢が6勝目を飾った。 次は才木の番。 西純矢に続く、いいピッチングを期待したい。 ぐぁんばれ!タイガース |