2023.04.26 Wednesday
4−8 対讀賣 やっと出た、サトテル1号、でも試合は敗れて
佐藤輝に1号が出た。
やっと、と言う感じだが、このスイングは良かった。 力みが消えて、ヘッドが凄く走っていた。 こう言うスイングができれば、差し込まれることなく弾き返せるし、フェンス手前で失速することもない。 サトテルのここまでの不調は、力み過ぎだと思っている。 力み過ぎてバットを振っても、ヘッドは走らない。 ヘッドを走らそうと思ったら、適度に力を抜きヘッドの重みを利用して振ることが大事だ。 この一発を放ったスイングは、そう言う感じにみえる。 この感覚を忘れなければ、ここから量産体制に移れるはずだ。 サトテルが打つと、タイガース打線に火が付く。 この日も、サトテルの反撃の狼煙の後、5連打で、3点を返した。 そして、ノーアウト1、3塁のチャンスが続いて、梅野に打席が回る。 ここで、梅野がセカンドゴロでゲッツー、1点入って1点差には、詰め寄ることができた。 ただ、ここは、梅野の調子等を考えると、スクイズとかの手を考えるべきだったんではないか。 成功すれば、1点入って、1死2塁でチャンスが続く。 失敗しても、1死1、2塁のチャンスが続くし、アップアップになっていた戸郷をランナーなくして落ち着かせることなく、攻撃を続けれれた。 まぁ、岡田監督は、1点入ったからヨシとしたのかもしれないが、ここは一気に同点、逆転を狙える場面だけに残念でもあった。 そう言う梅野に、またチャンスが巡る。 7回は、1死1、2塁の場面。 ピッチャーは、戸郷から左の大江に代わっている。 ここは、今の梅野のバッティング状態を考えれば、代打原口の選択じゃなかったか? あくまでも岡田監督は梅野に拘り、ボール球を振って三振。 後続の中野も、中田翔の好プレーに阻まれ無得点におわった。 次の回、リリーフの岩貞が長野に3ランを喰らって、この試合が決まった。 あそこで、梅野に原口を代打に出していればどうだったか。 原口は、打てなかったかもしれないが、キャッチャーが坂本に代わることになる。 岩貞へのリードが違っていたかもしれない。 長野の3ランを防いで、8、9回の攻撃に望みを繋げたかも知れない。 梅野のバッティングもさることながら、このところのリードに疑問が多い。 初回の岡本に打たれたタイムリー、真ん中のフォークを拾われた。 岡本は、低めのフォークを拾うのが上手い。 あそこは、真ん中へフォークをおとすなら、ワンバンするくらいのフォークを曲げなきゃいけない。 梅野の意図は、、そこにあったのかも知れないが、コントロールのいい西勇輝は、キッチリ低めへコントロールしてしまい、岡本に拾われた。 そこまで、岡本は外の球に、目がついていってなかた。 万全を期すなら、同じフォークでも真ん中へ落とすより、外へ落とすことを考えなくてはいけなかった。 こう言う、梅野のリードは、リスキーな面が多い。 上手くハマれば格好いいのだが、ひとたびちょっと狂うと、致命傷をおいかねない。 言わば、ハイリスク、ハイリターンのリードになりがち。 まぁ、坂本がマスクを被ると4戦4勝と言う結果を言われることもあり、焦りもあるのだろう。 一度頭をリセットしなくてはいけないんじゃないか。 元来、縦の変化が主体の投手は、ブロッキング技術に優れる梅野、横の変化、コーナーワークに優れる投手は、フレーミング技術に優る坂本がいいとも言われる。 今の先発陣で、西純矢がいなくなると、才木嫌いしか梅野向きのピッチャーがいない。 ここは、少し梅野を休ませるのも手かもしれない。 下の栄枝あたりと代えて、再調整と頭のリセットをした方がいいように思える。 いずれ、必要な戦力なんだから。 がんばれ!梅野 ぐぁんばれ!タイガース |