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1−2 対中日 気力は、残っているか
 どっちが、優勝争いをして、どっちが最下位争いをしているチームなんだ。
 仮にも、まだ可能性を残しているタイガースが、可能性は、ほぼ0となっている中日に劣る、試合内容だ。
 一体、巻き返して、アレンパをする気力があるんだろうか。

 初回小笠原の立ち上がり、近本のピッチャー返しが、小笠原の左手を直撃し、内野安打。
 中野が送って、大山が先制のタイムリー。
 ここまでは、良かったんだが。

 近本と打球を受けた小笠原が、1回で降板。
 2回から継投に入った中日の祖父江、岩崎、橋本、清水、マルチネスに、1安打に封じられる。
 初回の小笠原からの2安打と合わせても、3安打だ。

 普通なら、緊急降板の小笠原の後のピッチャーを攻めて、追加点を挙げ、楽に、5-1くらいで、この試合をからなくては、いけない試合だった。
 それを逆に、完璧に抑えられ、
 逆転されると、もう淡々とイニングを消化して、反撃する姿勢も見えなかった。
 
 ビーズリーも援護が期待できない事を察知したのか、自分で抑えなくてはいけないと、いつもより、力んでおり、コントロールのバラつきが見えた。
 それでも、7回を100球、4安打で、2失点だから、十分合格点なんだが。
 これで、負け投手だから、可哀想だった。

 タイガース打線が、オールスター後、キャッチャー、木浪を除いて、一斉に好調へ、上向きになっていたのが、ヤクルト戦から、陰りが見え始め、今は、一斉に下向き、不調へ戻ってしまった。
 勝負の9月の前に、これでは、その前に終わってしまう。

 せめて、一戦必勝で、勝つことに執念を燃やす姿勢は見せて欲しい。
 決して、そう言う気はないのだろうが、見ている方に、そう言う印象を与えると言うことは、なのかしらの原因があるはずだ。
 自分の調子が悪い事に落ち込む前に、悪い調子の中で、勝利のために何ができるかを考え、実行に移す事だ。

 必死に、目の前の試合をひとつずつ勝っていった結果、広島、讀賣との差がどうなっておるのかということだ。
 それが、目の前に試合に必死になって勝とうとしなくては、アレンパなんて口にする資格がないい。
 今一度、各自が、自分の役割、出来ることを、考え直して、再認識しなくちゃいけない。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:37 | comments(0) | - |

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