2020.07.28 Tuesday
20−5 対東京ヤクルト 大量点の翌日に気を付けろ!
あの貧打阪神と言われた打線が、20得点の大量点でスワローズに先勝した。
シーズン当初は、「外れ外人」として揶揄された、ボーア、サンズが満塁弾の競演。 2人がウト始めることで、タイガースの懸案の得点力不足も解消されていき、評論家や夕刊紙などの論評も掌を返したような調子になった。 夕刊紙の無責任さは、さて置き、この2人が機能することで、大山が生きてくる。 この3人が長打を連発することで、得点力は大きく上がる。 貧打阪神が、猛虎打線と変貌を遂げるのだ。 このクリーンナップが機能するには、1、2番の出塁が大事だ。 近本がだんだん戻って来ているのは好材料。 これで、近本がボールを降らなくなれば、率は上がるし、出塁も増えていく。 そこで、2番が大事になる。 この日は、糸井が2番に入ったが、今の糸井はスピードもないし、強打の2番としての脅威も薄い。 足の調子がどうなのか知らんが、休み休み使わんんといかんのだろう。 本当は、6番くらいで福留、陽川、高山当たりと調子を見ながらの起用が良い。(高山が2軍にいるのが残念。) 本来は糸原なんだが、無い物ねだりはできない。 現状で適任は、この日8番に入った植田海じゃないかなぁ。 この日は、タイガース打線が活発でもあり、8番の植田がランナーを得点圏に置く展開が多く、返す役割をになってしまったのが残念。 ただ、あまりにランナーを返すことに頭が入って、ボール球に手を出していたのはいただけなかった。 本来の植田海は、出塁型の選手だ。 そういう場面でも、自分がアウトにならないこと、アウトカウントを増やさないことを念頭においてバッターボックスに入るべき。 そうすれば、2番として十分に機能できるレベルには来ている。 この日のような大量点の翌日に、打線が沈黙してしまう事は、よくある事だ。 そういう時に、足がある近本、植田が出塁して、相手にプレッシャーをかける事。 それがクリーナップへのマークを薄くし、更なる機能を呼ぶことになる。 そうして、打線の浮き沈みを少なくすることが、シーズンを通しての得点力のアップにつながる。 結果、読売を追い上げる一番手に名乗りをあげることになるんだ。 ぐぁんばれ!タイガース |