2020.10.23 Friday
4−5 対讀賣 現役時代、準備が大事って言ってたくせに
矢野監督は、現役の頃、ことあるごとに「準備の大切さ」を言っていた。
ところが、監督になって、その準備をちゃんとして来たかと言うと、全くもってしていないと言っていい。 例えば、昨年エラーの多さが12球団1で、今季に向けて、守備力の強化が散々言われていたはずだ。 得点力不足の解消、それは外国人の補強というフロントの仕事であり、フロントは、ボーアとサンズを連れてくることで準備にあてた。 守備力の強化は、現場の仕事であり、守備の不安をどう解消するかは、現場が考え実行しなくてはいけなかった。 去年の秋季キャンプ、今年の沖縄キャンプも見に行って、猛虎キャンプレポートを見ていても、守備力強化にどれほど時間を割いていたかと言うと、全然前年と変わっていない。 自主性を掲げる矢野タイガースのキャンプである為、選手が自主的に守備力強化の課題を克服する気にならんといけないと言うことなんだろうが、結局誰も守備力を強化する気がなかったってことなんだろう。 今年も12球団ダントツのエラー数を誇り、記録に現れない部分を入れれば、去年より悪化していると言ってもいい。 これでは、今季優勝するために、準備をちゃんとしたかと問われても致し方ない。 また、行き当たりばったりの起用も多い。 慣れない外野に植田を起用したり、陽川も外野起用が多かった。 この2人は、キャンプで外野に入ることもあると言うことで練習はさせてはいたが、ただ守備につかせていると言うだけのもの。 あくまでも臨時扱い。 中谷のファーストも同様。 それを公式戦で、いきなりやらす。 また熊谷も、下ではセカンドが主である。 それが、サードに入れたり、この試合ではショートで先発。 元々ショートであったと言うだけで、ほとんどセカンドで練習していた熊谷を起用するならセカンドじゃないか? 小幡をここで成長させることを考えれば、相手が左でも、ショートは小幡で行くべきだと思うのだが・・・・。 そうして、この間の大山のライト。 レフトには、何度かついたことはあったが、ライトは初めて見た。 キャンプでさえ、レフトに入るところなでだったと思うが・・・・・・。 マルテを使いたいがための策だと思うが、行き当たりばったりすぎないか? そこに批判があると、今度はボーアを外して、開いたファーストへマルテを入れて、大山をサードに戻す。 マルテは、今季サードと言われ、キャンプからずっとサードで練習して来た。(キャンプでたまにファーストへ入ったかも知れんが?) 故障明けの2軍調整でも、サードかDHで、ファーストへはついていない。 そのマルテをファーストへ入れて、エラーを連発された。 それなら、マルテをサードで、大山をファーストで良かったんと違うか? 大体、ボーアを外す意味があるのか? 巷で言われる様に、ボーアを見切ったのか? だとすると、あさはか極まりないと思うぞ。 来年、日本流の攻め方に慣れれば、ボーアは、もっと打つ、かなりの活躍を期待できると思う。 年俸が高いなら、妥協点を見つけて、再契約交渉すべき選手と思う。(そうしていると願っている。) タイガースが手放せば、他球団から誘いがかかるのではないか? ボーア以上の選手が獲得できれば別だが、その保証はないし、難しいと思うぞ。 それより、他球団でボーアが活躍したら、どうするんかな? いずれにしても、準備不足で行き当たりばったり。 そう言う野球をやっていて、讀賣に勝てる訳が無い。 守備力が高い中日にだって、3タテ喰らって当然だ。 もう、来季に向けての準備を始めるときだ。 何を準備しなくてはいけないか、十分わかってるとは思うのだが、それを実行できるかどうかは、現場の首脳陣次第。 もう、自主性とか行ってられんってことだ。 ぐぁんばれ!タイガース |