2021.09.04 Saturday
4xー3 対讀賣 Mr. Septemberの逆転サヨナラ弾で連勝!
しかし、9月になった途端に大山は、打ち出した。
やはり、Mr.Septemberであることを再確認。 優勝争うの中、ある意味心強い存在になるか? これで、4連敗後、3連勝。 甲子園で、久々の勝ち越し、そうして再び首位に立つ。 昨日今日と、連日の逆転勝ち。 しかも、讀賣の守護神ビエイラを打ってのサヨナラだけに、この勝利は大きい。 打線は、相変わらず、天敵高橋を打ちあぐみ、梅野の2ランで挙げた2点のみ。 それを岡本に逆転2ランを打たれて、1点ビハインドで終盤へ。 讀賣の継投の隙をついて、中川を攻略し、8回の裏に1死満塁の大チャンス。 ここで、一番期待できる4番マルテ。 本当なら、ここで逆転しておく場面。 マルテのバットは、ボールの上を叩いてしまった。 もう少し下側にバットが入れば、逆転の壱田になっていたのだろうが、打ち損なった打球は、最悪のショートゴロ、ダブルプレーでチャンスが潰えた。 これで、最終回はビエイラの投入で、タイガースは完全に追い詰められていた。 ビエイラを攻略するのは容易じゃない。 最低限、先頭バッターが塁に出て、セットポジションの投球をさせることが条件だ。 その上で、走者を気にさせて、投球に専念させない事、それで得点圏に送り、ヒット1本でなんとか同点。 そんな絵しか書けなかった。 それでも9回の先頭の糸原が、粘ってビエイラからヒットを奪って出塁した。 この出塁はビエイラを攻略するのに大きな条件のクリアでもある。 ある意味、今日の勝利の影のヒーローは、糸原でもある。 その糸原に、代走植田。 8回のチャンスに使わず、ここまで代走の切り札を残しておいたのは、ある意味ヒットだった。 ビエイラは、植田を得点圏にやりたくないため、盗塁を気にしながら、バッターに対峙しなくてはいけない。 ここで、バッターボックスの大山は、狙いを絞りやすくなったはず。 植田がピッチャーを牽制しながら、初球をボールにさせ、2球目のストライクを取りにきたストレートを、大山が狙い澄まして、スタンドへと放り込んだ。 まさか、ビエイラからホームランが打てるとは思わなかった。 ヒット、もしくは長打が出れば植田が帰ってこれるか、2、3塁のチャンスを作れるんじゃないかと思っていた。 それが、最高の形の差四らになるんだから、野球はわからない。 また、そういう状況を作った、糸原、植田の共同作業でもあった。 他にも、7回のピンチを切り抜けた及川。 このところ失点が続いていたが、この日は、ピンチを拡大しながら無失点で切り抜けたのは良かった。 そして8回を抑えた小川。 小川は、一段ステージが上がったように見える。 ここにきて、小川が使えるようになったのは大きい。 そして9回を抑えた岩貞は、ちゃっかり2日連続で勝ち投手。 今日のピッチングはよかったんじゃないか? これで讀賣に連勝して首位に立ったが、明日の試合が大事だ。 本当は、秋山をヤクルト戦へ回して、明日の試合、高橋遥か藤浪でという思いもあったが、秋山で決まってしまった。 まぁ、秋山に一世一代のピッチングを期待したい。 讀賣は、3タテだけは防ごうと必死に向かってくるだろう。 中4日でメルセデスをぶつけてくる。 これを粉砕できれば、この先勢いもつく。 明日こそ、本当の正念場だ。 ぐぁんばれ!タイガース |