2021.09.08 Wednesday
5−3 対東京ヤクルト 強気のピッチングで一平ちゃんのプロ初勝利!
やはり、向かっていく気がないとダメだて事。
昨日の青柳や、西、秋山の様に、交わそう、交わそうとして逃げ回っているピッチングは、どこかで必ず捕まる。 向かっていって、押さえ込む、そういう気概がないと、相手は抑えられない。 小川も、ようやくその域に達してきた様だ。 球そのものはいいものを持っていた。 それ故、去年の開幕から1軍へ抜擢され、開幕2戦目で当番のチャンスを得た。 ところが、ここで打ち込まれ、自信喪失状態になった。 まぁ、初登板で丁寧にという気持ちが、コーナーを狙わせ、挙句カウントを悪くして、ストライクをとりに行く球を捉えられた。 まぁ、撃ち込まれる悪循環に初登板から巻き込まれたわけだ。 その結果、去年は、丁寧に、コーナーをという気持ちがより強くなり、小川本来の球の勢い、球威を失わされた。 そうして、今季は開幕2軍。 それでも、小川は自分本来のピッチングを思い出すための努力をしてきた。 下では先発にもチャレンジし、短いイニングとの差を感じながら、短いイニングで、相手を抑えるには、相手より強い気持ちで向かっていかないといけないことを学んできた。 今季昇格した小川のピッチングが変わった。 たとえ、多少打たれても、向かっていく気持ちを忘れず、逃げのピッチングはしない、そういう姿勢が見て取れた。 今日の初勝利は、その小川の成長の証だ。 今季の中継ぎ、特に7回を投げるピッチャーが岩貞の崩壊で不在となっている。 ここを小川と及川で賄える様になると大きい。 ますます、がんばれ! しかし、やっぱり大山は、Mr.Septemberなんだなぁ。 9月に入った途端に打ち出した。 今日も決勝の2ランで、勝ち試合全てでヒーローとなっている。 まぁ、この時期に調子が上がってくることは、頼もしい。 そろそろ、4番で力んでいるマルテを3番にして、大山を4番に戻してもいい様に思える。 ただ、打線全体としては、まだまだ、一発に頼りすぎで、今日の2回の攻撃(1点しか取れなかった。)や、8回の攻撃など、点を取ることが下手な面が出ている。 アレを争う中、いかに1点を積み重ねていくか、どういう攻撃が相手が嫌がるのか、もう一度考え直したほうがいい。 さて、明日は遥人の初登板だ。 やっと間に合った。 これから、アレ争いの中、貢献できるピッチングを期待したい。 ぐぁんばれ!タイガース |