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2−3 対 福岡ソフトバンク 日本シリーズ 小久保監督の賭けに3度敗れ、終戦
 終わった。
 今シーズン、序盤を除けば、交流戦での7連敗以外、逆境での戦いを経験することなくここまで、逆境で追い込まれての戦いの経験値が少なかった。
 そう言う状況を作ったのが、第2戦のデュプランティエの先発という、球児監督の博打だった。
 これに対して、先勝を許しながらモイネロを3戦まで温存すると言う博打を打った小久保監督。
 この博打の明暗が、その後のシリーズの流れを決めた。

 シーズンを通して、CSも含めて、逆境や追い詰められる経験をして来た小久保監督の方が、博打の打ち方に一日の長があったってことだ。
 この日の中4日での有原の登板は、モイネロ温存、好投する大津への代打に続いて、3度目の賭けでもあった。
 この日、有原で負ける事が有れば、6戦が村上、上沢のマッチアップになり、7戦までもつれる可能性も大きくなる。
 ただ、それより、ここでタイガース打線を起こして、第2戦の裏返しのような試合になる事を恐れて、この試合で決めてしまおうとした小久保監督の賭けだ。

 タイガースは、その小久保監督の思惑を打ち砕く為、大竹が好投。
 坂本と佐藤輝のタイムリーで2点をリードして終盤に入った。
 6回まで、ほぼ完璧にホークス打線を抑えた大竹から、7回を及川へ繋いだ。
 ここも、大竹にもう1イニング行かせる選択肢もあった。
 6回まで74球で被安打3、無失点で切り抜けている。
 ホークス打線は、明らかに合わせづらく、苦労していた。
 6回の裏に、大竹に代打を出さない選択もアリだったと思う。

 7回まで大竹で行けば、柳田に及川、山川に石井大智を当てる継投が可能になると思ったんだが。
 だが、7回から及川に繋いだ。
 及川は、牧原に代打近藤という手を退け、0に抑えたが、8回に柳田に回る状況を作った。

 8回は、下位の嶺井から始まり、柳田まで回る。
 山川に回る9回を石井大智に、任せられる。
 ここで岩崎という選択肢は十分ありえた。
 だが、球児監督は、石井大智を選択した。
 石井大智は、先頭の嶺井にヒットを許し、代打のダウンズを三振に取ったが、柳田に初球のストレートを逆方向へ、同点の一発とされた。
 柳田には、これがあるから怖い。
 力勝負となった石井大智を打つのは、決め打ちのフルスイング。
 これが出来るのが柳田だ。
 外角のストレートに絞って、逆方向へ渾身の一撃だった。
 
 同点だけど、実質これで決まったと言っていい。
 ミスター0の石井大智が失点した事で、最後の防波堤が崩れた。
 9回は岩崎が抑えたが、延長に入って投入した村上が回を跨いだ11回に野村勇に勝ち越しの一発を許して、ジ・エンド。
 このシリーズ、小久保監督の賭けに、3度敗れ、対ホークスとの日本シリーズに敗れること、4度目となった。
 
 まぁ、返す返すも、第2戦が全てだったなぁ。
 あそこを正攻法で、才木で行っていれば。
 才木とモイネロのマッチアップを避けると言う消極策でなければ。
 才木でなくても、せめてこの日の大竹で行っていれば。
 タラレバの世界だが、そこに大きな悔いが残る。
 来シーズンの課題は、ホークスを倒して日本一となる事だ。

 悔しい結果だったけど、これで2025年シーズンのタイガースの試合は、全て終了した。
 明日から2026年シーズンに向けての準備が始まる。
 球団史上初の連覇に向けて、さらなるレベルアップが必要となる。
 前を向いて行くしかない。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:43 | comments(0) | - |