2008.04.27 Sunday
4x−3 対読売 赤星、輝く
こういう試合を待ってたんだよねぇ。
これまで、成績が好調なことだけに引っ張られてきたタイガース。 ほんとうの勢いをつけるには、こういう劇的な勝利が必要。そういう意味では、良い試合だった。(タイガースにとって・・・) その試合を制したのは、紛れも無く赤星だ。 その小さな体に、溢れる闘志と反骨心。文字通り、タイガースの成績は、赤星の調子にリンクしていることを知らしめた。 特に、最後の場面での同点内野安打。叩きつけることにこそ、赤星の真髄である、そう思ったよ。ボールがバウンドした瞬間に同点を確信した。 先制打を含め、すべての打席で出塁し、守備でも9回表の2死満塁のピンチを凌ぐ。(多分に守備位置の指示の決断の勝利だと思うけどね。) 赤星が燦然と輝いた、夜だった。(こんな夜は、何回あってもいいぞ!) 隠れたヒーローは、最後の場面、無死1,2塁からバントを決めたセッキー。 一番痺れる場面。 あそこを一発で決めることで、後の攻撃の流れができる。 ほんと、グッドジョブ、いやグレート・ジョブだ。 あとは、1点差に迫るヒットを代打で放った今岡。 久々に今岡らしいバッティングを見た。 外角の球を、引き込んどいて「ホイッ」とでも言うかのように右方向のヒットゾーンに持っていく。ディス・イズ・今岡誠だ。 1球目の空振りを見る限り、「打ちたい、打ちたい」で前のめりになって突っ込んでいる姿だったので、2球目であんな今岡らしいバッティングができると思わなかった。 なんか、ひとつのきっかけになる気がする。(なって欲しい。) オスギは、イマイチなんだよねぇ。 いいピッチングしてるんだけど、1点先制してもらったら、「このリードを守らないと」って、ピッチングが守りに回っちゃうんだよね。 それゆえ、変化球に頼り、それもコースに丁寧に投げないと思うせいか、ボールを置きに行って、腕が振れなくなっちゃうんだ。挙句、変化球が高めに浮いてしまう。 小笠原や由伸の最後の球なんかも、「打てるもんなら、打ってみろ」っていう気持ちで、ビッシっと行っていたら、別の結果が出ているんだけどねぇ。 ラミレスの初球の入り方も同様だ。 ここが出来ないと、上園やボーにそのポジションを狙われる1番手になってまうぞ。がんばれ! さて、最後は問題のルー。 8回の裏、1死1,3塁で打席が回った時、思わず代打の方がいい と思った。右なら、浅井の思い切りに賭けたいし、左対左でも桧山投入もありえる場面だと思った。 それほど、打てる気配がない。 一度下で、しっかり慣れさせることも必要かもしれない。 しかし、こういうときに桜井が取って代わる位置にいないのがもどかしい。普通なら、相手が左の先発の時は、桜井が5番に入っておかしくないのだから。 やっぱり、右が足りない。プリーズ、カンバック・イマオカ。 まぁ、Gの抑えの切り札・クルーンを攻略しての逆転サヨナラ。(セッキーのバント処理を見て、クルーン攻略にはバント攻めが有効と言う確信を得たのだが・・・) これを勢い付けに使わずして、どうする。 今年のGWは、いつもと違うGWにしてしまおう。 ぐぁんばれ!タイガース |