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4x−3 対読売 赤星、輝く
 こういう試合を待ってたんだよねぇ。
 これまで、成績が好調なことだけに引っ張られてきたタイガース。
 ほんとうの勢いをつけるには、こういう劇的な勝利が必要。そういう意味では、良い試合だった。(タイガースにとって・・・)

 その試合を制したのは、紛れも無く赤星だ。
 その小さな体に、溢れる闘志と反骨心。文字通り、タイガースの成績は、赤星の調子にリンクしていることを知らしめた。
 特に、最後の場面での同点内野安打。叩きつけることにこそ、赤星の真髄である、そう思ったよ。ボールがバウンドした瞬間に同点を確信した。
 先制打を含め、すべての打席で出塁し、守備でも9回表の2死満塁のピンチを凌ぐ。(多分に守備位置の指示の決断の勝利だと思うけどね。)
 赤星が燦然と輝いた、夜だった。(こんな夜は、何回あってもいいぞ!)

 隠れたヒーローは、最後の場面、無死1,2塁からバントを決めたセッキー。
 一番痺れる場面。
 あそこを一発で決めることで、後の攻撃の流れができる。
 ほんと、グッドジョブ、いやグレート・ジョブだ。

 あとは、1点差に迫るヒットを代打で放った今岡。
 久々に今岡らしいバッティングを見た。
 外角の球を、引き込んどいて「ホイッ」とでも言うかのように右方向のヒットゾーンに持っていく。ディス・イズ・今岡誠だ。
 1球目の空振りを見る限り、「打ちたい、打ちたい」で前のめりになって突っ込んでいる姿だったので、2球目であんな今岡らしいバッティングができると思わなかった。
 なんか、ひとつのきっかけになる気がする。(なって欲しい。)

 オスギは、イマイチなんだよねぇ。
 いいピッチングしてるんだけど、1点先制してもらったら、「このリードを守らないと」って、ピッチングが守りに回っちゃうんだよね。
 それゆえ、変化球に頼り、それもコースに丁寧に投げないと思うせいか、ボールを置きに行って、腕が振れなくなっちゃうんだ。挙句、変化球が高めに浮いてしまう。
 小笠原や由伸の最後の球なんかも、「打てるもんなら、打ってみろ」っていう気持ちで、ビッシっと行っていたら、別の結果が出ているんだけどねぇ。
 ラミレスの初球の入り方も同様だ。
 ここが出来ないと、上園やボーにそのポジションを狙われる1番手になってまうぞ。がんばれ!

 さて、最後は問題のルー。
 8回の裏、1死1,3塁で打席が回った時、思わず代打の方がいい
と思った。右なら、浅井の思い切りに賭けたいし、左対左でも桧山投入もありえる場面だと思った。
 それほど、打てる気配がない。
 一度下で、しっかり慣れさせることも必要かもしれない。
 しかし、こういうときに桜井が取って代わる位置にいないのがもどかしい。普通なら、相手が左の先発の時は、桜井が5番に入っておかしくないのだから。
 やっぱり、右が足りない。プリーズ、カンバック・イマオカ。

 まぁ、Gの抑えの切り札・クルーンを攻略しての逆転サヨナラ。(セッキーのバント処理を見て、クルーン攻略にはバント攻めが有効と言う確信を得たのだが・・・)
 これを勢い付けに使わずして、どうする。
 今年のGWは、いつもと違うGWにしてしまおう。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:41 | comments(0) | - |

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