西武線沿線住民の寅吉にとって、最近気になるポスターがある。
所沢でスターが悲鳴?所沢でツバメが落下?所沢で虎が号泣?
交流戦のスケジュール告知ポスターに飾られたサブタイトルだ。
最初の2つは、「ウン、ウン」と頷けるのだが、最後がいかん。
やはり、これは「所沢で虎が歓喜の号泣?」でなくっちゃね!
ということで、交流戦も明日からの西武3連戦で最終カードになる。
もう、「隠れ貯金」などといっても、隠れていなくなってしまったが、一応おさらいで
ピンクに塗られているのは、試合消化済みカードです。
最後の西武戦、敵地であることから負け越しとして、20勝14敗2分。貯金6。
まぁ、想定の範囲内の数字でしょう。後半の戦い次第では、優勝もあり得る展開だっただけに残念な気持ちもあるますが、あまり欲張らず、中日が落ちてきてくれたことを喜びましょう!(ほんと、降竜戦になってもうたね。笑)
優勝賞金の5千万円は、千葉ロッテっていうことになりそうだ。最後の神宮でのヤクルト戦、負け越しても「貯金11」。ヤクルトは、3タテ以外に道はない。その上で、阪神が西武を3タテ。ソフトバンクが横浜に、ひとつ星を落とす。これが、阪神逆転のケース。可能性は限りなく0に近い。(0ではないって思ってるところが阪神ファン?)
その後再開されるペナントレースを考えれば、ヤクルトをロッテが蹴散らし優勝されてもなんら差し支えないのだが、むしろその方が好都合といったところだ。
この交流戦を通してセのファンは、ロッテとソフトバンクの強さを再認識させられただろう。
レベルが落ちたパだからこそ、あそこまで勝てるといった誤った認識は霧散したに違いない。この2チームに、多少なりとも抵抗できたのは、試合巧者のヤクルトと我タイガース(ちょっと自慢?)だけだと言って差し支えない。
まぁ、それがこの2チームの交流戦突入後の躍進に繋がっている。
1週間に6試合を連戦でこなす交流戦は、優れた先発ピッチャーを6枚必要とされる。
これに欠けるチームは、表・裏のローテに格差が生まれたり、谷間ができ試合を失う確率が高くなる。
ロッテは見事に6枚が揃い、安定した戦いで交流戦を乗り切ろうとしている。ソフトバンクは、4枚までのため、3戦目に試合を失い3タテができなかった。(ギャー!3タテ4されたのは、阪神のみ。)それがロッテとの差になっている。
ヤクルトは川島の復帰を加え、少ない台所を切り盛りし、捨てるゲームを捨て、拾うゲームを確実に拾うことで粘り続けた。(ホント、不思議なチームですよねぇ。楽天とやってもソフトバンクとやっても同じように善戦するんだから・・・)
阪神は、ロッテに次いで6枚が揃って交流戦に突入したはずであった。前半はうまく廻ったが、後半でエース・イガーの離脱、能見の不調?などでこれに狂いを生じたのが痛い。とりもなおさず、ソフトバンクに喰らった3タテだ。前の楽天戦の中止を受けて9連戦になったのも大きかった。あそこを1勝2敗で切り抜けてれば、申し分無しの結果を得られたはずだ。
やはり、野球は投手力ということを思い起こさせてくれた交流戦だった。
ってまだ、終わってないって言うてんや!(笑)この、交流戦をいい状態で終わるためにも、明日からの西武戦、是非1勝は確実に挙げたい。1勝すれば、当初この交流戦に描いた青写真(貯金6)をクリアできるのだから、万々歳ですよ!
そのうえで、それ以上の結果を得ることができれば、「所沢で虎が歓喜の号泣」ですよね。
そういえば、虎は85年に所沢で歓喜の号泣をしたことがありましたよね!岡田さん!
西武も阪神迎撃のため、3本柱を温存して待ちかまえてる。
ぐぁんばれ!タイガース