2005.06.23 Thursday
3―9 対中日 画龍点睛を欠いたか?
詰めが甘い。阪神も福原も・・・。
この3連戦、3タテのチャンス。 ここは、しっかりいただいて独走態勢を築きたいところだった。 中日との戦い。 最初の3連戦は、阪神を走らせないために、オレ龍は止めにかかった。 このときの「流れ」は阪神にあり、これを勝ち越していたら序盤から走り出していたところだ。 2度目の3連戦。 最初とは逆の立場。中日はひとつ勝てば上等という場面。 阪神は、中日を走らせないためにも、勝ち越したい戦い。 7点差を逆転され、中日を走らす結果になる。 そして、今回。 オレ流は、タイガースとの差を3ゲーム以内ならOKという戦いをしてきた。これは、中継ぎのPの使い方を見てもわかる。ひとつ取れば阪神には当分ついていける。そうふんでいる。 阪神は、中盤の戦いを有利に進めるために勝ち越しは最低ライン。 中日への苦手意識を払拭するためにも、3タテできればしたい立場。 昨日のトリーの覚醒により、3タテが現実味を帯びてきたところだった。 今日の福ちゃんのピッチングを見るまでは・・・・・。 やはり、福ちゃんは負け越すPなのだ。悲しいことに。 今日のピッチングを、ジャッジが厳しくてとか調子がイマイチとか、運不運の類にして欲しくない。 負けるべくして負けてるのだ。 「ボール3」コレクター。 福原と安藤をそう呼ぶことにする。 彼らは、持ち球のすべてが好調でないと、ピッチングが組み立てられないのだ。ひとつでも球種に不安があると、とたんに慎重すぎるピッチングに終始し、ボールカウントを3まで持っていってしまう。 「きょうは、ストレートの走りが・・・」 「今日はカーブが決まらない・・・」 その不安が、コースを決めた後、「打つなら打ってみろ!」って気持ちでなげこむべきところ、「間違っても打たれないように、慎重にコースをついて」って意識が作用し、ボールがわずかに外れる。 せっかく、2ストライクに追い込んでいても、なかなか決まらず3ボールまで行ってしまう。挙句、四球か甘くなって痛打かだ。 こういうピッチングのPは、年何回かの全持ち球に自信の持てる日に勝つ以外負け続ける。 福ちゃんも何故去年15敗もしてしまったかを考えるべきだ。 いまのピッチングでは、去年と同様。15敗以上市内と、2桁は勝てない。安藤君も同様だ。 あと、吉野君のピッチングをみせてもらったが、何故腕を上げてしまったのか? 自覚せきる球威的には、きっと今のほうがあると思うのだが、バッターから見たらどうどろうか。きっと今のほうが見やすく、打ちやすいって感じてるんじゃないだろうか。 福留を三振にとった最後の投球と渡辺の三振の時の投球の2球のみ、以前のようなサイドからの投球フォームだった。 絶対、サイドの方が打ちずらいんだよ、バッターにとって。 それが、わからない限り、怖くて肝心な場面では使えない。 まぁ、なかなか走らせてはくれません。 せっかくオレ龍をしばらく眠らせるチャンスだったが、 画龍点睛を欠いてしまったか。残念。 とはいえ、勝ち越して首位にいることには変わりない。 明日から読売3連戦。 生意気に横浜戦で上原を温存してきた。 ここは、しっかり勝ち越したい。 ぐぁんばれ!タイガース |