2020.07.26 Sunday
9−3 対中日 負け試合を勝に転ずる
岩貞のダブルプレーを焦って、2塁へ悪送球。
ここから2失点に繋がり、不調の福田に一発を許す最悪の展開。 どうも調子が下向きになってくると守りにも破綻をきたす。 特にタイガースのピッチャーは、ピッチャーゴロやバント処理が下手なのが多い。 岩貞を始め、青柳、藤浪とバント責めでもされたら破綻する確率が高いPたちだ。 じゃぁ、それを克服するために練習をしているかというと、おなざりの通り一般の練習しか見たことがない。 キャンプで上の3人でも集めて、サブグランドで一日中、その練習でもさせとってもいんじゃないか。 そんな最悪の点の取られ方をしたかと思うと、かたや攻撃では、同点と思われる近本の一打を、大島のバックホームでホームに刺される。 初回では、ちかもとの盗塁を、ここしかないというピンポイントの送球で、マルチネスに刺される。 守りでは、圧倒的に中日が上であることを見せつけられる。 エラーで点を失い、ファインプレーで得点を阻止される。 普通は負け試合の展開だ。 近本のタイムリーとボーアの久々の一発で1点差には迫っていても、7回のチャンスを大島のバックホームで潰された時には、敗戦を覚悟しなければならなかった。 その重い空気を振り払ったのが、8回の先頭・植田海の出塁だった。 左の福から、右打席でコースに逆らわず、右方向へ初球を強く叩いた打球は、1、2塁間を抜けた。 次のサンズの打席の2球目で2盗に成功。 ここで走る勇気(初回のマルチネスの肩を見ていると弱気になりかねない)と、セーフになる脚力。 それは、全て植田海の持ち味を発揮した結果でもある。 この同点のピンチに動揺した福は、サンズを歩かせる。 大山は、ダブルプレーに倒れたが、ボーアが半ば敬遠気味に歩かされると、福留が見事な決め打ちで同点となった。 この同点の伏線は、植田海の出塁であり、無死で得点圏に進んだ盗塁の成功に他ならない。 昨日も書いたが、植田海の2番スタメン起用を真剣に考えて欲しいものだ。 糸原の穴を埋めるのは、出塁方の植田がベストと思うんだけどなぁ。 同点に追いついたあとは、押せ押せに転じた。 梅野の逆転打、中谷の振り切ったが故、ショートの頭を越える追加点のタイムリー、近本の4安打目のタイムリーで5点のビックイニングを作り勝負を決めた。 9回には、大山に8号も出て、ナゴドの中日戦に勝ち越しを決めた。 9回の先頭の江越。 打ちたい、はやる気持ちを抑えて、四球を選んだ。 以前のダボハゼ的バッティングと違い、ボールは打たないという強い意志を感じた内容。 もっと、打席を与えて欲しい。 江越と陽川は、かなり考え方が変わっており、良くなっていると思うんだが・・・。 今使ってやることが、彼らを伸ばすことになると思うんだけど・・・・。 いずれにしても、これから上位との戦いに向かう中、3タテはできなかったが、打線が下降線をたどる中で勝ち越したのは救いだ。 ボーアに一発が出て、ガンケルが中継ぎで使えそうで、大山が最後に一発、それがきっかけになることを望みたい。 ぐぁんばれ!タイガース |