2022.08.23 Tuesday
0−4 対横浜DeNA CSのためにも、このままじゃいけない
確かに、目標のあるチームと見失ってしまったチームの差が出た試合のように見える。
前回の対戦で、主力をコロナで欠いたタイガースが3タテを喫して、ベイスターズにスワローズ追撃の権利を譲ってしまった。 あれから、勢いを得たベイスターズは、首位スワローズに4ゲーム差まで迫っている。 負け数は、1つしか違わないから、これからの戦いいかんで、奇跡が起こる可能性もないじゃない。 ひとまず、目標は、負け数をスワローズより少なくして戦いたいところだ。 そのベイスターズに3タテを喰らってから、8連敗を喫したタイガースは、首位戦線からは完全に交代。 残りは、なんとかAクラスに入って、CSから勝ち抜いて、日本シリーズへ進出すことだ。 寅吉的には、CSのあり方に反対(6チームで3チームがプレーオフって、おかしいよね。)だから、なんとも言えないが、タイガースに残された、道はそれしかない。 まぁ、CSって、ペナントの優勝チームが、その試合を自分のホームで開催できるという興行的メリットだけで、2、3位のチームがなんの失うものもなく、とって代われるチャンスが得られるっていうかなり不公平な代物。 本来、2、3位のチームは、ペナントレースの敗者であるはず。 それが、泣きの1回で再度チャンスをもらうなら、それに応える優勝チームにもメリットがなければいけない。 例えば、ドラフトの指名権を場に出す。 2、3位の戦いでは、ドラフトの2位の指名権を3位のチームが場に出して、2位のチームと試合を申し込む。 勝てば、ファイナルステージへ、3位のチームが負ければ、ドラフトの3位の指名権を2位のチームに取られる。 勝った2位のチームは、来たるドラフトで3位指名を2人できるということになる。 ファイナルステージは、勝ち上がったチームがドラフトの2位指名の権利をかけて、優勝チームと試合をする。 勝ちあがったチームが勝てば、日本シリーズへ行けるが、負ければドラフト2位指名の権利を失う。 優勝チームが勝てば、2位指名を2回できる。加えて日本シリーズへ出場する。負ければ、優勝チームでありながら、日本シリーズに出場はできない。 そういうシステムにでもしなくては、折角優勝したのにCSで負けば、日本シリーズにいけない、下位のチームは、ペナントで負けながらノーリスクで、ワンモアチャンスの短期決戦の機会を与えられる。 これでは、下位のチームには失うものが何もないだけで、勝てればラッキーとノンプレッシャーになってしまう。 やはり、チャレンジするにはそれなりのリスクを背負わせなくては行かんだろう。 話は、それたが、今のタイガースは、なんとか3位に入って、CSに滑り込まなくてはいけない。 その場合、ファーストステージは、ベイスターズになる可能性が大だ。 元々相性が良かったチームであるが、今シーズンはベイスターズのサウスポー攻勢にやられている。 多分、CSになれば、今永・濱口から石田という先発で戦うだろう。 その今永にここ2試合いいようにやられているのが問題だ。 初戦の今永に勝つことが、ファイナル進出の鍵になる。 対抗するタイガースは、この試合のように青柳でいくことにのだろうか? 青柳は、ベイスターズによく撃たれている。 まず、神里という苦手がいる。 佐野、桑原にも良くやられる。 故に、青柳は、ファイナルの初戦に考え、西か伊藤将で対抗しないといけない。 西・伊藤将司・才木のようなローテで戦うんじゃないだろうか。 青柳のベイスターズ対策は、来年を待った方がいい。 研究熱心で、努力家の青柳だけに、来季はなんらかの対策を持って、ベイスターズとの相性を克服するんじゃないだろうか。(今年、村上を抑えているように。) そのためにも、この3連戦を前回のようにしてはいけない。 青柳が倒れた初戦だが、2戦目は伊藤将がいかに踏ん張るか? 相手の濱口に気持ちよく投球させてはいけない。 しつこく、しつこく、タイガースらしくなく、攻めないと。 この試合で、ロハスJr.を引っ込めて、原口を使うというスタメンを敷いたが、ロハスJr.が折角いい感じで来ているんだから、外す理由はないでしょ。 代打として、ロハスJr.を考えているなら、逆に原口を代打で残しておいた方が、戦い方としては幅が出るというものじゃないか。 セカンドは、木浪だったが、今永との相性の問題か? 糸原、山本、木浪の中での選択だと思うが、この試合のバッティングを見ると、木浪が確かに会っているようには見えた。 そこで、濱口に対しては誰を持ってくるのか。 右左にこだわるより、やはり誰のバッティングが一番あうか考えた上の起用をお願いしたい。 濱口に少しでもタイガースは嫌だな、と思わせないといかん。 ぐぁんばれ!タイガース |