2022.08.26 Friday
2−5 対中日 渡るセ間は、鬼ばかり
これだけ左に負け続ければ、相手は、さらに左投手を当ててくる。
結果、左投手に10連敗。 まぁ、体質的に苦手を作るのが、得意なチームだけに、戦う相手は鬼(苦手)ばかりになるわな。 その左投手の中でも、最も上位に位置する大野が先発だけに、最初から苦しい戦いであるのは覚悟できていた。 大野を相手に大量点は望めない、1、2点取って、それを守れるかどうかが勝負の分かれ道だ。 その大野を相手に、先発の西は、1、2回に1点ずつを先取される。 まぁ、その2点も、タイガースが苦手な岡林、土田がらみの得点。 初回は、岡林の2ベースから、阿部の犠飛で得点。 2回は、土田の内野安打から、岡林にタイムリーという、この2人にやりたいようにやられた結果。 岡林、土田に、これまで散々やられてきているのに、なんの対策もないのか? 何故、毎回同じようにやられるのか? この2人は、タイガース戦がボーナスステージのように稼ぎまくっている。 大野相手の試合で、こういう無対策で自由にやりたいようにやらせていては、勝てるわけがない。 もう先発の西は、大野相手に2点を薄なった時点で気持ちが切れているのが見える。 「どうせ、うちの打線は大野から、3点も取れんのだから、自分の負け投手は決定だな。」そう読んでしまったような表情が見て取れる。 それゆえ、3回には、本来抑えてきたバッターである、阿部、ビシエド、平田に連打を喰らって、3失点目となった。 4回のピッチングに入る前、爪が割れたとかで、降板してしまったが、西にしたら、これ幸いだったろう。 もう、先が見えた試合で、これ以上投げるのは無駄に思えたのかもしれない。 まぁ、無理もない。 あれだけ好調だったロハスJr.を相手が左だと使わないという謎采配を見せてきたが、やっと左の大野にロハスJr.をスタメンで起用した。 まぁ、左バッターによく打たれる大野だけに、あえて左打席にロハスJr.を立たせてみるのかと思ったが、それも違った。 ロハスJr.と大山、佐藤輝に加えて、大野に相性がいい陽川を使いたいという発想から、大山をライト、陽川ファーストという布陣を敷いた。 これは、大山もいい迷惑だろう。 本来サードからファーストへ、その後レフトで起用されたかと思うと今度はライトだ。 大山の守備練習は、人の4倍やらんといかん。 えっ、そんな練習はしてないって? そりゃ、守備を舐めすぎている。 この試合、さして調子が良くなかった大野をもりたてなのは、中日の守備だ。 元々打てない中日は、投手陣を全面に押し立て、しっかり守ることを練習している。 タイガースも中日と同じような打てないチームだけど、守備は二の次で、打つことを優先している。 じゃぁ、打つためにどうするか。 打つということは、イコール得点を挙げるっていうことだ。 なんとか、1点を搾り取る、そういう訓練が必要。 ただ、打てるようにって、バッティングピッチャーが投げる、打ってくれという球を、いくら打っても、どんなにいいバッターに成長しても、3割打てれば上等だ。 そんなバッターでも、大野クラスには、なかなかヒットを連ねられない。 じゃぁ、どうやって点をとりかってことを突き詰めないと、いつまで経っても、左ピッチャーに抑えられるし、得点力は上がらない。 そんなチームが、点を取ろうと守備を無視して、大野が左だから、右打者を並べて、はい対策しましたってことはないだろう。 それが、逆に守備の破綻から失点を招き、相手のペースに持ち込まれてしまう。 もういい加減に、根本的な問題があることを気づかないと。 守備をしっかり演習する。 一つのポジションを満足に守れない選手に、他のポジションが守れるはずがない。 そういうレベルに近づくくらいの守備練習をしてきたのか? 1点を搾り取るために、どういう攻撃をしたら良いのか? 相手が嫌がることをやる、そういう練習を重ねてきたのか。 そこを是正できないで、胴上げの練習なんてしてっちゃ、恥ずかしいだけだ。 こんなチームは、CSに出る資格もないだろう。 もっと、地に足をつけた野球をやれるよう練習をし直さないといけない。 付け焼き刃で佐藤輝にセカンドなんか守らせるんじゃないよ。 下手に故障でもしたらどうするんだ。 ぐぁんばれ!タイガース |