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2025.05.22 Thursday
2 −3 対讀賣 無死満塁
両軍共に、無死満塁のチャンスで無得点。
こういう時ってあるんだなぁ。 3回の讀賣の無死満塁は、デュープが、力で、キャベッジ、甲斐、中山を三者三振に切って取った。 これで、大山の逆転弾からの流れが、タイガースに来たと感じたんだが。 そこは、敵の山崎伊織も大したもので、その後のタイガースに追加点を許さず、6回を86球被安打2、失点は大山の一発による2点で投げ切った。 タイガースは、4回に森下の四球、佐藤輝のヒットで掴んだ無死1、3塁のチャンスで、大山のショートゴロでの森下の判断が遅れ、ホームで刺されたのが大きかった。 こういう場面で、確実に1点を取る、そういう野球を身につけんといかん。 結局、追加点を奪えないまま、デュープが6回を99球、被安打6の1失点で投げ切って、及川へと繋いだ。 その及川が、山崎伊織の代打・ヘルナンデスに、手痛い同点に追いつかれる一発を喰らった。 及川も序盤戦での登板数の疲労が今出ている。 当時のキレもスピードも今はなく、コントロールも甘くなっている。 本当は、桐敷同様、放牧が必要なんだが、今のチーム事情が許さない、厳しいところだ。 追いつかれたタイガースが8回にチャンスを掴む。 石川を攻めて、無死満塁のチャンスだ。 ここで森下に対して、田中瑛にスイッチして来た。 森下は、過去2回、この田中瑛のシュートで、チャンスに打ち取られている。 ここは、3度目の正直と行きたいところであったが、2度あることは、3度あるだった。 自打球を膝横に当てて、悶絶した後、ホームゲッツーに打ち取られた。 その後の守備で、交代したが、症状が心配だ。 主力に故障者がいないのがタイガースの強みだったが、ここで森下を欠くことになったら、それは影響が大きい。 その後田中瑛は、佐藤輝を敬遠し、大山を三振に切って、このピンチを凌いだ。 敵ながら、森下に内角シュートを投げ切ったピッチングは、たいしたもんだ。 内角シュートとわかっていても捉えられない:。 過去の対戦経験から、ここは、ボテボテでもいいから、セカンド方向へ転がして1点を取ると言う発想も欲しかったところだ。 結局、このチャンスを逃した事で、延長戦に入り、消耗戦の戦いに負けた。 大勢、ライデルを温存する讀賣に対して、石井大智、岩崎を9回までに使い切ったタイガース。 結局、湯浅が10回を抑えたが、ネルソンが11回に門脇にタイムリーを打たれ決勝点を献上した。 まぁ、ここでネルソンに頼らなければならなくなったのが痛い。 思い切って、門脇に対して、岩貞へスイッチということも考えられたが、12回を岩貞としていたのかもしれない。 でないと、12回を椎葉か木下で行くしかなくなるからね。 桐敷を欠いている弊害が出たリレーだった。 それゆえに、8回に得点し、9回で終わらせたいゲームだった。 森下の状態も心配だし、桐敷が最短で戻れるか、及川の疲労感をどう消していくのか、ここへ来て、暗雲が垂れ込めて来た。 比較的順調だったにも関わらず、抜け出せていないのに、ここへ来てのマイナス要素は、かなり厳しい。 チームとして2死満塁のピンチに追い込まれた。 森下の軽症と桐敷の復帰、前川の復調を願うばかりだ。 ぐぁんばれ!タイガース |
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