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2025.05.05 Monday
10−1 対 讀賣 日本一、端午の節句が似合う野球選手・森下翔太
子供の日。
9連戦の7戦目。 当日移動の讀賣戦。 谷間の先発は、富田。 讀賣は、不調から2軍落ちを経験して、復活を期する戸郷の先発。 いろいろな条件が重なる讀賣戦の初戦だ。 富田が、3回に先頭のヘルナンデスに不用意な四球を与えたことから、失点をした。 次の戸郷には、バントをさせまいと高めの速球でファールにして追い込んだ。 なのになぜ、4球目にバントしやすい変化球を投げさせたのか。 ここで簡単にスリーバントを成功させたことが、失点につながった。 ここは、変化球なら、届かないところへ逃げる球を選択すべきと思うし、ストレートで押していくことも選択肢としてありだと思う。 この回のピッチングが、藤川監督に、バッテリー毎の交代を決断させたんじゃないか。 まぁ、はなから、富田が先発で、継投は考えていたんだろうが、早い回なら、第2先発としてビーズリーを念頭に終盤まで構成しようと考えてはいたんだろう。 ただ、この回のピッチングがなければ、まだ1失点の富田を代えることはしなかったと思う。 相手の戸郷の出来と、この3回の富田のピッチングを見て、危険度が高いという判断が、早期の継投へ繋がった。 この判断は、ビーズリーの好投で、好判断として認められることになる。 キャッチャーを梅野に変えたのも、ビーズリーとの相性を考えてのものだろう。 さて、攻撃陣はと言えば、先制を許したすぐ直後に、森下が同点に追いつくソロを放った。 球界一の童顔選手、森下は、ある意味、端午の節句が一番似合う選手である。 その森下の活躍は、この一発で終わらない。 6回に中野の勝ち越しタイムリーの後、追加点を呼ぶヒットを放つと、7回には、中野の押し出しの四球の後、2点を追加するヒットを放つ。 9回に佐藤輝の3ランをお膳立てする2ベースを放ち、都合4安打、4打点の大暴れだ。 この森下の活躍に引っ張られ、チーム全体で13安打10得点で大勝することになった。 現状、チーム得点は1位、本塁打数は2位、盗塁は1位、チーム打率が1位、エラーは一番少ない。 打撃部門で言えば、打率、安打数、出塁率で森下がトップ、本塁打、打点で佐藤輝がトップ、盗塁で近本、中野がトップとタイガース勢が独占状態。 投手で言えば、村上がハーラートップの5勝で、セーブは岩崎が3位、ホールドで石井大智が2位。 なんで、これでぶっちぎれてないか疑問が湧く状態。 それは、讀賣に5つの貯金をしながら、中日に3つを吐き出している。 巡り合わせかも知れないが、今後中日に借りを返していけるかも知れないが、讀賣には貸し剥がしをされる可能性もある。 なんせ、主力に故障者がいないのは、タイガースだけと言っていい状況だからね。 そこでも、ぶっちぎるチャンスではあるんだが、ことの他上手く運んではいない。 次の試合だって、打ちすぎた後の打線沈黙なんて、よくある話だし。 10点取るなら3試合に分けろよ、って言うこともよくある話。 初戦大勝したのに、2、3戦目を負けて負け越したなんて言うのもよくある話で。 端午の節句だ。 ここは、勝って兜の緒を締めて、慎重に、丁寧に戦っていきたい。 幸い、ピッチャーはこのところ大分節約できてきた。 この日も打線に助けられ、勝ちパターンから、及川だけの登板で済ませることができた。 石井大智を欠いている。 打線が援護する以外にその穴を埋める術がない。 次も才木をしっかり援護して、長いイニングを投げてもらえるよう頑張って欲しい。 ぐぁんばれ!タイガース |
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