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2025.05.21 Wednesday
4 −5 対讀賣 工藤の肥やしにする試合
よく追いかけた試合ではあった。
先発のビーズリーが4回に乱れ、富田を投入も流れを止められず、4失点。 この日の天候から、試合成立さえ危ぶまれる様な雨の中、この4点は、ある意味決定的なとくてんだった。 タイガースは、その裏に1点を返すが、そこまでで終わると、6回のマウンドに工藤を送った。 試合展開、天候を鑑みて、勝ちパターンは、使えるはずもなく、登板間隔も空いている工藤に白羽の矢が立った。 こういうチャンスを活かして、一段上へと上がって行かなくてはいけない。 その工藤は、2死を取ったが、吉川を課題の四球で歩かせた。 その後のキャベッジに2ベースを打たれ、失点した。 まぁ、5球目のストライクがボール判定される不運は、あったが、工藤の課題が出たイニングだった。 工藤の課題はコントロールと言われる。 もう一方で、バッターが絞りやすいということも言える。 球種が、圧倒的にストレートとフォークに偏る。 キャベッジにも、ストレートを待たれて、弾き返された。 他にスライダーとかも投げるのだが、精度はイマイチ。 フォークは、甘いコースに来る球以外見逃して、ストレートを待つ。 ストレートもフォークも一本調子であるから、タイミングは取りやすい。 スピードでや球威で押し込めればいいが、そこを合わされるとキツイ。 まぁ、この日、工藤に2イニング行かせた意味を考えて欲しい。 工藤の経験値、足りないもの、それを知らせる為の2インングだ。 後で思えば、この1点が決勝点になる。 そうであっても、この工藤に上げた、2イニングが無駄じゃなかったと追われる様な成長を見せなくてはいけない。 コントロールを気にするあまり、腕が触れなくなって、気づいたら小さくまとまってしまったなんてことに、決してなってはいけない。 この試合、追って追いつかなかった悔しい試合では、あったが、工藤がそれに利子をつけて返してくれる様な選手に成長すれば、安いモノだ。 皆んなをそう思わせてくれるような成長を見せてくれ! がんばれ!工藤 ぐぁんばれ!タイガース |
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