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2025.07.01 Tuesday
2ー1 対 讀賣 大局を見失うな!
どうも勝ちパターンのピッチャーが不安だ。
才木を5回91球で見切りをつけて、6回から継投に入る。 才木は、5安打を許しながら、要所で踏ん張り、無失点で5回を投げ切っていた。 ただ、この暑さだ、ピンチの連続でギアを上げっぱなしの才木は、かなりへばっているようにも見えた。 ブルペンが万全であれば、間違いない判断で、タイガースの武器である、ブルペンの厚みで押し切る事ができる。 ただ、この日ピッチャーライナーを頭部で受けて、抹消されていた石井大智が戻って来たとはいえ、ブルペン陣の調子は芳しくない。 及川は、これまでの疲れか、キレがなく、湯浅は、抹消期間を経ても、ストレートの強さが戻らず、変化球頼り。 桐敷も、今年は、ずっと状態が上げっていない。 そんな状態だ。 そんな中、タイガースベンチの選択は、及川だ。 まぁ、そういう状態だから、いきなり吉川に打たれる。 ただ、後続をなんとか抑えて、2死1塁まで漕ぎ着けた。 ところがタイガースベンチは、ここで湯浅にスイッチして来た。 湯浅もそういう状態だから、坂本にタイムリーとなる2ベースを打たれる。 これで1点差だ。 ここで、坂本に代走の門脇が送られると、タイガースベンチは、レフトの前川に代えて島田を守備に就かせた。 次の回に打順が回る前川を5回で、2打席で交代だ。 なんの為のスタメンか。 前川の何に期待して起用して、何を恐れて、交代させたのか。 前川の守備がそれほど不安なものなのか。 結局、その裏、無死から大山がヒットで、代わりの島田は、送りバントであったが、その次の打席は、1死からの大山のヒットだったので、ヘルナンデスを代打で送るというチグハグさ。 最後は、植田がレフトの守りに就いた。 こういう場面でも、今目の前の試合を取るために、信用が置ける選手を、ドンドンつぎ込んでしまう采配の危うさを感じる。 あの場面、及川の続投は、そんなにきけんっまことだったのか。 前川の交代がどうしても必要な事だったのか。 そういう局面の対応に追われて、大局を見失っていないか。 これから暑い日が続く。 先発ピッチャーの消耗も激しくなる。 今日の才木のように、5回で息切れなんて事も、頻繁に起こるだろう。 それに対応して、見境なくピッチャーを注ぎ込めば、ブルペンも疲弊してしまう。 今の、及川、湯浅、桐敷なんかの状態だ。 もう少し、先を睨んだ起用を考えないといかんわ。 これで、次の試合は、勝ちパターン抜きの継投を考えないといけなくなる。 先発の大竹とネルソンあたりでなんとかせんといかん。 厳しい戦いになる。 去年の広島の様にならんためにも、大局を睨んだ起用をお願いしたい。 ぐぁんばれ!タイガース |
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