2021.05.25 Tuesday
3−5 対千葉ロッテ トリに流れを変えられた交流戦の開幕戦
トリが西に合うことを見越した井口監督の采配。
今のトリが打てるのは、タイミングだけで打てる技巧派のピッチャー。 逆に力で押してくるピッチャーの球をはじき返すのは難しくなっている。 あそこで、本当に抑えることを考えたら、岩貞へのスイッチなんだが、7回までを西でという固まった考えで、トリに追撃の一打を浴びた。 それでも、まだ1点リードという場面であるが、それまでの得点機を散々失ったタイガースからマリーンズに流れを変えるのに十分な一打だった。 8回から投入の岩崎は、交流戦前から調子が下り坂で不安がいっぱいであったが、この5日間の休養で持ち直しているかと期待したが、以前調子落ちのままだった。 「0点に抑えられて良かったです。」タオルができて以来、失点しているのは、なんか不吉な気がする。 その岩崎が、ストレートに合ってなく、変化球を狙っていることが透けて見えているマーティンに、その変化球を甘いところに投げ込んで逆転スリーランを呼んだ。 先頭の荻野に打たれたところから不安が大きかった。 リードが2、3点あれば、馬場、岩崎、岩貞で一人一殺のリレーも可能だったかと思うが、トリの一打で1点差になっていたもんだから、岩崎の投入となった。 交流戦の開幕で、今年はやれるという自信をつけ、勢いをつける為にも、今日の試合は取りたかったところだが、逆に勝利の方程式の岩崎を失う様な状況に陥ってしまった。 できるだけ早い機会に岩崎の自信を回復してやることが大事になる。 また、本当に岩崎の調子が戻らないのであれば、藤浪を上げて、中継ぎで使うことを真剣に考えないといけない。 パリーグの打線を、力で抑え込めるのは、藤浪以外にないと思うんだが・・・・・。 まぁ、明日の秋山のピッチング次第。 秋山が、得意のコントロールでロッテ打線を抑えてくれれば、勢いを取り戻せるが、今日の様に失うことがあれば、大きく出鼻を挫かれ、交流戦の苦戦が予想される事になる。 タイガースにとっても、秋山にとっても大事な一戦となる。 ぐぁんばれ!タイガース |