2022.06.10 Friday
6 −1 対オリックス 大山が打たんと、点が入らんってこと?
大山の当たりが戻った。
初回にタイムリー2ベースで、無得点イニングの連続を止めると、5回には、3ランを放った。 まさに、大山が打たないと、タイガースは得点出来ないってことを証明したかのようだ。 その5回の4点だって、大山の3ラン以外は、2アウトから中野の2ベースに、近本のサードゴロを宗が悪送球、佐藤輝のサードゴロを再び宗が弾くという、相手がくれた点だけだ。 続く6回も、ヒットは山本だけ。 後は、四球でランナーを溜め、満塁から近本がショートへ内野安打で挙げたもの。(際どいセカンドは、中野の走塁が上回った。) 結局、打って得点を挙げたのは。大山の打棒によるものだけというもの。 大山が打てなければ、前の2試合のように完封負けで、大山が打てば、その前の試合や今日の試合のように、勝ちに持っていける。 それは、ピッチャーが安定していることに他ならない。 今日の青柳も危なげないピッチングを見せて、7回を零封。 その後ケラーが危なかったが、岩貞、藤浪で逃げ切ることができた。 ケラーは、スピードが開幕当初より上がってきている。 カーブの精度というか威力はイマイチ。 結局、そのカーブを狙い打たれる。 裏を書いて、ストレート主体に切り替えて、カーブはタイミングを外すためのボールとして使い、カットを決め球にした方がいいピッチングができるように思う。 相手のカーブ狙いのを上手く利用してピッチングを組み立てたい。 しかし、投手陣がこれだけ安定しているんだから、大山の打撃だけに頼るのでなく、大山以外でも、なんとか1点をもぎ取るような攻撃ができれば、勝率は飛躍的に上がっていくはずなんだが。 今、大山だけが頼りに似合っているから、大山の打撃に勝敗が左右される。 それ故、ビックウェーブにならず、さざなみ程度で終わっている。 もっと、ベンチが1点をいかに取るか、そのことに腐心すれば、さざなみがビッグウェーブに変わるんじゃないか。 幸い、4位までは目と鼻の先だ。 さざなみを、ビッグウェーブとまではいかないまでも、もう少し大きくすれば、3位のCS圏内位は、いけるだけのものを持っている。 次は、エース山本由伸が相手だ。 1点をもぎ取りにいかなくては、勝てる相手ではない。 どういう野球を見せるか、ある意味試金石になる。 ぐぁんばれ!タイガース |