2022.06.12 Sunday
9 −1 対オリックス 3タテで交流戦の最後を飾る
12勝6敗。
貯金6で、借金を6つ返済でき、都合29勝35敗1分で、借金が6になった。 残り試合が、78試合。 オールスターまで、33試合。 ここで5割に戻しておきたい。 オールスター後が、45試合。 これを、30勝15敗くらいでフィニッシュできれば、2位までは十分可能。 スワローズが走っているから、優勝は難しいにしても、万が一何かあって失速しようものなら、十分勝負になる。 また、CSにさえ出れば、タイガースの充実した投手陣がこの戦いを有利に進められる可能性も高い。 この交流戦も、タイガースの投手陣の優秀さをパリーグに示した。 パリーグの田中マー君、佐々木朗希、上沢、石川柊太、東浜、山本由伸、宮城というエース級を相手に、東浜の試合のみ落としたが、他は勝利することができた。 これは、それらのピッチャーと渡り合った西勇輝、ウィルカーソン、伊藤将、ガンケルがその力を発揮したことによるものだ。 また、青柳はエース級との対戦こそなかったが、マリーンズ、ファイターズ、バファローズをいずれも零封し、3勝を挙げている。 西純矢は、東浜相手に敗れるも、その内容は濃いものがあり、今季のローテ投手の座を確かなものにしている。 また、開幕当初心配されたリリーフ陣の整備も進み、勝ちパターンとして、アルカンタラ、湯浅、岩崎のパターンが確立。 左の岩貞が球威を取り戻し、変則の渡邉雄大と左の中継ぎを固め、藤浪、加治屋が右を固める。 これに、現在故障が癒えた浜地が加われば、質量共に、充実した内容となる。 この他にも、下では、岡留、桐敷の新人、村上、小林、支配下登録された才木、など出番を待つ投手がいる。 これで、今の位置にいるのが不思議だろう。 その原因の、貧打線も、大山の調子が上がってきて、近本が例年通り持ち直してくると、そこそこ得点力が回復してくる。 今日の試合なんかは、その典型だ。 宮城相手に、3回に近本、佐藤輝のタイムリー、5回に大山のタイムリーで4点を奪う。 7回には、継投に入ったバファローズの隙をつき、佐藤輝のタイムリーで2点を追加。 9回に交流戦を占める佐藤輝の13号スリーラン。 ガンケルが完封寸前まで行く完璧なピッチングで完投。 大山についで佐藤輝に当たりが戻って、得点力が大きく上昇した試合だ。 後は、大山や佐藤輝が打てない時に、どう点を取っていくのか、それが問題だ。 無死や1死でランナーがサードにいる時のバッティングや作戦。 相手が、1点はしょうがないというシフトを敷いている時にどういうバッティングをするのか。 そういうところの鍛え方が、全然足りていない。 今更、キャンプをして練習するわけにいかないのだから、意識だけはしっかり持って、どうすべきかをベンチがしつこく言い、指導して、やらさねくてはいけない。 シーズン中でも、できることはあるはずだ。 それが、できれば勝率が飛躍的に上がっていくんじゃないか。 こんな投手陣を持っているチームなんだから。 それと、0勝7敗1分けの対カープ対策だね。 これは、一方的にやられすぎている。 交流戦での戦いぶりから、そんなにやられる相手ではないことを肝に銘じ、パリーグの対広島の戦い方をしっかり参考にすべきやろな この4日間のブレークの間、そういうことを再確認して、セリーグ相手のペナントレースの再開に備えなくてはいけない。 ぐぁんばれ!タイガース |