2024.09.10 Tuesday
7-2 対横浜DeNA 東討ちで、甲子園7連戦始まる
最後の望みを賭ける甲子園の7連戦の初戦。
相手も、CS、あわよくば優勝への望みを託す横浜。 初戦は、32試合連続のクオリティスタート継続中の東。 今現在、セリーグ左腕のトップと言っていい。 その東に対して、タイガースは、4月の1勝以来勝ち星がなく、ほとんどを2軍調整していた青柳をぶつける。 去年の日シリ7戦目で見せた様な、青柳の意地に期待したのだろうが、この7連戦でも、ローテを詰めることなく、それぞれ中6日以上の間隔でピッチャーを使うという、普段通りを示した起用でもある。 その青柳は、意地を見せた。 このところ見られていた、コースを狙うことに気が行き過ぎて、カウントを悪くして打たれるという傾向が見られず、大胆な攻めで、いい時の青柳の様に内野ゴロを打たせ、要所でダブルプレーを取るというピッチングができていた。 これは、キャッチャー梅野の積極的なリードによるところもあったのかもしれない。 結局、5回79球被安打4で、2失点で切り抜けた。 その2点は、神里への死球から、佐野を歩かせ、オースティン、牧にタイムリーを喰らったもの。 まぁ、神里への死球は、仕方ないにせよ、先頭バッターだったのが痛かった。 これで、青柳が、少し守りに入って、慎重になりすぎる悪い面が顔を出し始めた。 これを救ったのは、牧のタイムリーで、サードへ向かうオースティンを刺したプレー。 これが青柳を勇気づけ、ここを2失点で切り抜けることができた。 その青柳を打線がよく援護した。 2回の梅野の先制タイムリー。 逆転された後の、青柳のセーフティスクイズを呼ぶ、木浪の一打。 そして、5回の森下の勝ち越しホームラン。 これで、青柳の4月以来の勝ち投手の権利をつけることができた。 そして、6回には、木浪がバント失敗から切り替えたバスターを決め、続く島田も連続でバスターを決めて、無死満塁のチャンスを掴むと、近本のタイムリーで東をマウンドから下ろした。 これで4失点となり、連続クオリティスタートが途切れることになった。 この初戦で、難敵東を攻略出来たのは、大きい。 ただ、この3連戦、表ローテの横浜は、ジャクソン、ケイが控える。 東は攻略したけれど、と言う結果にもなりかねない。 そう言う意味では、7回に渡邉諒の一発と近本のタイムリーで追加点を奪ったのはいいことだ。 ただ、よく打った後に、何でもない相手に、何となく抑えられてしまう、そういうのも野球アルアル。 ここまで来たら、そう言うことは言ってられない。 ひたすら勝つしかない。 この日は、下位打線が良い活躍をした。 今度は、クリーナップが力を発揮する番だ。 村上も青柳の様に、思い切って攻めの投球をして欲しい。 結果を出すしかないんだから。 頑張れ。 ぐぁんばれ!タイガース |