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3-4 対横浜DeNA 首の皮がキレそうだ
 やはり、村上の先発の試合が危いという予感は、当たったか。
 今季、慎重になるあまりコースを狙い、球威を落としている村上は、ここまで思う様に勝ててはいない。
 その結果、負け越して、借金があるピッチャーになっている。
 
 その村上は、初回から、牧に一発を喰らい、すぐに追いついてもらうが、3回に京田を送る、ジャクソンのバント処理を大山がフィルダースチョイスで、生かしてしまうと、牧にタイムリー、佐野のセカンドゴロで追加点を許した。
 こういう場面でも、なんか、交わそうと、押し込めず、コース優先のピッチングをしている。

 これは、坂本のリードのせいなのか。
 村上の球威がないから、コースを慎重に狙わなくてはいけないということなのか。
 元来、コントロールは、いいピッチャーなんだから、そこはあまり気を使わず、勢いのある球を投げること優先でいいと思うんだが。

 それ気気付いてか、4回以降は、かなり強気で攻め込むピッチングへと変わった。
 結局、7回を103球で5安打、3失点でまとめることができた。
 ただ、序盤のピッチングが悔やまれる。
 3回は、味方のミスは、あったが、そういう場面で踏ん張れないのも今年の傾向だ。
それ故に、防御率はいいが、失点は多いという形になっている。

 それでも味方は、ジャクソンに球数を投げさせ、6回に100球に近づくにつれて、追い詰め、森下の一発から、大山、佐藤輝の連打から、代わった山崎康晃から坂本がセーフティスクイズを決めて追いついた。
 これで、流れは、タイガースへ来たかと思われた。

 それが、8回、代わったゲラが、桑原の初球を安易にストライクをとりに行ったところを、スタンドまで、運ばれてしまった。
 これも、ゲラの球威ならという過信から、桑原が思い切りのいいバッターたであることの配慮を欠いた、安直な配給だったと言っていい。
 この場面のゲラには、村上とは逆の、慎重さが要求される。
 そこまでの配慮がなかったリードが、桑原の一発を呼んだと言っていい。

 結局、ミスで失った点は、取り返せないと言うことか。
 讀賣が劇的な逆転勝ちで、マジック点灯に近づいたらしい。
 もう、首の皮は、極薄の1枚がかろうじて繋がっているだけだ。
 次の負けは、首の皮がキレてなくなることを意味する。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:55 | comments(0) | - |