2024.09.27 Friday
2-3x 対広島 今季を象徴する負け方で終戦
全く、これで完全に終戦やろ。
今季の負け方の総決算のような内容だった。 貧打、特に中野の不調、打てない梅野。 失点に結びつくエラー。 村上の不調。 そういう今季、乗り切れないタイガースの要因となっていることが、全部この試合で出た。 しかも、現在絶不調のチーム状態である広島相手にだ。 中野は、結局打撃が戻らずシーズンを終えそうだ。 去年、フルイニング出場で、最多安打とゴールデングラブを獲得した、バリバリレギュラー化とと思っていたが。 今シーズン、更なる高みに、首位打者を狙うと、強い打球を打つことを念頭に、スイングを改造していた。 これが、裏目に出て、強いスイングをマン振りと勘違いし、左肩が落ち、アッパーにバットが出ることで、逆に率が下がった。 途中本人も気づいて、元へ戻そうとしていたんだろうが、変な癖が抜け切れなくなっていた。 ここぞの場面で、バットにボールが当たらず三振する姿が、やたらに多くなった。 そして、梅野は、完全に衰えなんだろうか。 満塁の場面で、梅野が何にもできずに、三振する姿を何度見せられたか。 状況を読めない。 今まで、悪かった分を取り戻そうと、必死になる部分だけが前に出て、その場面で自信がやるべきことが頭にない。 ただ、ひたすら打ちたいと思って、バットを振り回している、ポットでの新人レベルの打撃しかできん。 梅野ももう、ベテランの域に差し掛かるんだから、もっと自分のやるんべき事を考えて、バッターボックスに立たなくてはいけない。 それができないなら、来季は、代わりを探すことになる。 そして、毎度魅せられる守備の破綻。 折角、ポジションを固定しているのに、それに応えられるレベルに達していない。 こればかりは、一朝一夕にはいかないので、もう秋季キャンプから徹底的にやり直さないといけない。 佐藤輝も、森下、前川を外野で使う以上、3塁でなんとかならんといかん。 それに今季の二遊間も、去年ほどダブルプレーが取れていないように見える。 ファーストへランナーを残して、後でやられる場面も多かった。 取れるゲッツーは、確実に取れるようにせんといかん。 内野守備は、徹底的に、やり直さんと。 それにキャッチャーのリードも、この試合の12回。 大山と村上の連携エラーで、セカンドへ走者をやってしまった後。 1子2塁で、代打の末包。 最悪、歩かせてもいい場面。 勝負を急がんでも、低めのボールを振らすことを考えなくてはいけない場面。 次の島内に代打は、石原か林。 その次の秋山まで回れば、富田に繋いでもいい。 絶対に負けられない立場で、引き分けに持ち込むしかない。 甘いところへ行って、末包に打たれれば、それで終わりだ。 そういうことが全部、頭に入ってのリードだったのか。 なんか、勝負を急いでやられたようにしか見えなかった。 まぁ、村上も今季は、こういう調子が続いている。 やに慎重になり、カウントを悪くする。 ストライクを簡単にとりに行ったところを痛打される。 確かに守りに足を引っ張られることは、多かったかも知れない。 だが、そこで踏ん張れない、弱さがあった。 それは、去年ほど攻めのピッチングができない、今年の村上の状態にある。 来季は、正真正銘のローテピッチャーとなれるのか、一発屋で終わるのか、分かれ道になるんだろう。 結局、今年の悪かったところが全部でた試合。 これで、勝てというの無理な話。 相手がどん底の広島だから、延長戦まで持って行けたが、そうでなければ、簡単に終わっていた。 今すぐ修正できることは少ない。 CSでも同じような問題が、起きることが予想される。 それは、もう仕方がないことかも知れない。 ここで、心に刻んで、来シーズンに解決できるよう精進するしかない。 讀賣のマジックが1になった。 完全に消えるまでは、希望はあるのかも知れないが、現状の課題を考えると、残り4試合を全部勝つのも難しいだろう。 逆に讀賣が残り3試合を全敗することは考えにくい。 実質、終戦したと言っていい。 でも、選手は、1パーセントの可能性が残っている以上は、その為に勝たなくては行けない。 ギブアップは、CSで敗退するまで、できはしないのだから。 ぐぁんばれ!タイガース |