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7-6 対横浜DeNA プレッシャーと虚脱感
 もう、ひとつも負けられないプレッシャーに負け、連覇ならず、その結果の虚脱感に縛られていたこの試合の立ち上がり。
 森下と才木以外に、この試合を勝とうと言う意欲が見られた選手がいなかった序盤。
 その才木もここへきて、少々疲れも見えて来ており、横浜に先制を許し、追加点を入れられて、2点をリードされた。

 打線は、森下以外に、才木を援護してやろうと言う気概が見えず、その森下のタイムリーと、中野が思い出したようなタイムリーで2点を挙げて追いついた。
 だが、才木は、6回に、更に3点を失い降板。
 リリーフした漆原も7回に1点を追加され、4点差となってしまった。
 この時点で、横浜に捲られ、3位にまで落ちても仕方がないような戦い振りだった。

 そのタイガースが、7回の裏に覚醒した。
 讀賣との2戦目に敗れ、もう1敗もできない状況でありながら、連敗し、讀賣の優勝を許してしまった無力感。
 そう言った、悔顧の念から来る、虚脱感から抜け切るまで、この4点差が必要だったのか。
 
 ともあれ、この回、打線が繋がり、一気に5点を挙げて、試合をひっくり返した。
 こう言う力があるなら、もっと早く、発揮せんかい!と、思ったりするのだが、今更言ってもしょうがない。
 取り敢えず、これで2位は確定した。
 甲子園でCSのファーストを戦える。
 まずは、ここからだ。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:14 | comments(0) | - |