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1―6 対埼玉西武 期待を裏切らない男達
 やっぱり、ここ一番は、涌井。ナカジ。
 そして、ここ一番で、立ち上がりからこけるフォッサッム。
 外野フライを、イージーにポロリ。
 満塁でゲッツーの新井。

 戦前の予想は、涌井を打つのは難しく、フォッサムは安定感がなく、トリを欠いた打線は迫力が欠ける。
 きっと、一方的に西武が有利なんだろうと思っていた。
 
 その試合は、予想通りの展開。
 ただ、初回を2失点で切り抜けた、フォッサムが5回を3失点で過ごしたのは、ある意味期待を裏切る好投と言えるのかもしれない。なさけないけどねぇ・・。
 打線は、ことごとくチャンスをゲッツーで潰す。
 特に8回は起死回生のチャンス。
 涌井に乱れがでて、3者連続の四球で満塁。
 でもねぇ、3人目のマートンが四球を選んだ時、それはすばらしい選球眼、あのボールを見極めて、釣られない素晴らしさ。
 それは、すっご〜く感じるのだけど、1死満塁で新井の場面を考えるに、マートンに何とかして欲しいという要求が寅吉の中にあったのは確かだ
 力みかえった新井が、ボール球に手を出し三振。まだ、これなら2死満塁でブラゼルと言う期待が持てる場面が続く。
 しかし、相手の術中にはまって、ゲッツーに討ち取られる、そんなシーンしか思い浮かばなかった。

 案の定、新井は期待を裏切らなかった。
 見事なショートゴロは、今日のタイガースの唯一の勝利の糸口を無残にも断ち切った。
 トリを欠く打順。
 4番がこれでは、勝てというのは難しい。
 せめて、新井とブラゼルの打順を入れ替えないか?
 あれだけ、三振してもHRダービーのトップに立ち、且つ3割のアベレージを残しているブラゼルの方が4番に相応しいと思うのだが・・・。

 交流戦の前半は、4勝8敗。
 貯金を4つ吐き出した。
 折り返して、5割まで戻せるのだろうか。
 貯金を使い果たさず、乗り切れるのだろうか。
 やな期待は、裏切ってもらった方が助かるのだが・・・・。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:13 | comments(0) | - |