2020.09.19 Saturday
1−4 対中日 攻撃でミスって、守ってミスって、勝てるわけないやろ!
初回、立ち上がりアップアップの福谷に、糸原が初球バントで、ピッチャーフライ。
2回は、1死3塁で、木浪は、外野フライも、転がすこともできず、三振。 もう、2回で試合を決めることもできた様な状況で無得点。 得手してこういうときは、ピッチャーが立ち直ってしまい、その後苦しめられるのは目に見えていた。 対して先発の秋山は、3回まで完璧のピッチング。 付け入る隙を与えない内容。 だが、こうも味方がチャンスを潰していると、逆に秋山へのプレッシャーになり、味方から付け入られる隙を作り出されることになる。 あに図らんや、4回にアルモンテのヒットの後、ビシエドを討ち取り、高橋周平もピッチャーゴロでチェンジと思った瞬間、秋山の悪送球(ボーアが獲ってやれれば、アウトだったが・・・・)で2死2、3塁のピンチとなった。 こういう試合、押しまくってチャンスを潰しているチームが、相手のワンチャンスに得点を許して、負けてしまうのはよくあること。 そういう時には、必ずミスと一発が絡んでくる。 この試合も。ミスがあった後に阿部に3ランを喰らってしまい、試合の先が見えてしまった。 阿部には、中日戦で散々痛い目にあっているし、ファーストも空いているのだが、自らのミスで招いたピンチに秋山が冷静な攻めを欠いた感があったのは否めない。 この3点のリードで、福谷は完璧に立ち直ってしまった。 逆に、福谷に完封されそうな勢いだった。 坂本の打球を受けて降板しなければ、十分完封できる状態に戻っていた。 更に秋山は、7回にも悪送球で追加点を許し、ダメを押される格好になった。 攻撃で、糸原がバントが出来なかったこと。 元々、糸原はバントが下手だ。 その前の陽川も死球で出塁できたが、それまで2球、バントを失敗して追い込まれていた。 糸原にしても、折角3番に置いているのだから、苦手なバントを無理にやらせる必要があったのか。 糸井が3番であれば、バントは絶対になかったろう。 それに、そこでバントができるほど、ちゃんと練習してきたのか? タイガースのバント練習って、バッティング回りの時のゲージに入った初球に簡単にやる儀式と、ファールグランドで遊び半分にしているバントの真似事の様なものしか見たことがない。(見えない室内でどれだけやっているのか知らないが。) そんなんで、バント技術が向上するとは思えない。 守備練習にしてもしかり。 ピッチャーゴロの処理。 あらゆる状況を想定して、処理の方法をきちっと練習しているかというと、単なるバント処理の練習だけで、ファーストに投げて終わり。ミスしたら、もう1回という程度の緊迫感のない練習。(これも室内でどんだけやっているかは、知らないが) いろんなケースを想定し、守り方を間違えれば、練習を止めて、どうしてそうなのか、どう守らなくてはいけないのか、それを確認し、反復練習をすると言った姿勢は見たことがない。 タイガースほどピッチャーゴロの処理を苦手にしているピッチャーが多いチームも少ない。 その割にそこの練習をちゃんとやらない、だから試合でミスが出るんじゃないか? 今日も、ダブルプレーを取るべきところで、取れないシーンを見た。 セカンドは、ダブルプレーを取れると思えば、待っていてはダメだ。 一歩前にでて、処理を早くすることで、ダブルプレーが取れる。 そういう練習も足りていない。 やるべきことをちゃんとやらない。 ミスをすれば、失点につながり、流れが相手に行ってしまう。 そうならないための準備を怠った結果が今日の様な試合だ。 こういう試合が讀賣との差になって現れる。 来季に向けて、そういうミスをなくす準備に入らなくてないけない。 今の公式戦の中で、そういう練習し、準備するしかない。 今年は、秋季キャンプがないのだから。 ぐぁんばれ!タイガース |