2020.09.01 Tuesday
2xー1 対東京ヤクルト 火曜サンズ劇場
火曜のサンズは、打率5割を超える。
しかも得点圏打率は、セ界一を誇る。 ただし、この日は、得点圏でいずれも凡退。 しかし、その次の打席で、タイムリー、サヨナラ弾を放ち、火曜のサンズの怖さを知らしめた。 初回は、ヒットの近本を木浪が送り、2死ランナーセカンドで、サードゴロ。 4回は、ヒットの木浪を1塁に置いて、リフト線へのタイムリーツーベースで先制点を挙げる。 初回のサードゴロの反省を生かした、内角攻めの狙い打ちだった。 6回は、近本、木浪の連打を陽川が送り、1死2、3塁の絶好の追加点の場面。 スワローズが、サンズを前に、石川から近藤へスイッチ。 初球、2球と、内角を突くボールが、いずれもストライク。 近藤自身は、内角の厳しいところを突いてと言うだけで、コースを狙っていなかったようだが、それが逆に功を奏して、厳しいコースへ決まった。 最後は、スライダーで外角に落とす球を空振りで三振。 珍しい場面であったが、サンズは悔しそうだった。 追い込まれたことで、3球目のスライダーを強引に振りに行ってしまった。 1、2球目のいずれか外れていれば、3球目のスライダーは、右方向に合わせたかもしれない。 それでも、空振りも紙一重のところだったので、相手は嫌だったんじゃないか? そうして、9回の先頭バッター。 代わったイノーアは、スライダーの連投。 サンズはよく見極め、3ボール2ストライクから、サヨナラホームランを決めた。 イノーアのスライダーが、近藤ほどでなかったのもあるが、それまでのカウントの違いが、サンズに甘いスライダーを仕留める余裕を生んだ。 それを、一発で仕留められるサンズの打撃は、皆んなの手本となる内容だ。 特にサンズの次を打つ大山は、大いに参考にしたらいい。 格好の手本が目の前にいるのだから。 さて、問題は8回の陽川に代えて、代打福留の場面だ。 ここで、代打を送るのなら、最初から3番陽川は、ないな。 この日の内容が、あまり良くなかったとは言え、今の福留に代えられるような打者を3番に置いとくのはどうなんだろう? 今の福留はひどい。 スィングが波打っている。しかも遅い。 速い球には、全く合わない。 緩い変化球に絞って、たまたまそこへ相手が投げて来てくれた時に、衝突があるかどうかだ。 いくらこの日打ててない陽川だって、それよりはかなりの確率でマシじゃないかと思うのだが。 ここで福留を起用するベンチは、福留をどう見ているのだろう? 名前で四球でも選んでくれたら、サンズに回る? それくらいしか期待できんだろうに、それでさえ相手にとっては「ごっちゃん」である。 ただ、過去の実績や名前だけでの起用であれば、もう考え直す時期に来ている。 福留も、球児と同じように、お迎えの時期が近づいていることを薄々感じているんじゃないだろうか。 13連戦の初戦だ。 まだまだ試合は続く。 もういい加減、今いる中堅、若手をなんとかしなくてはいけない。 高山が抹消された。 本来、今3番を売っていなくてはいけない選手。 それが、なぜ2軍に行ってしまうのか、それだけのチャンスを与えたのか? 江越もそうだが、代打、代走の起用ばかりで、今年調子良かった高山、江越が結果が出せなくて、焦りを生んで、悪循環に陥ることになっていないか? 讀賣が若い選手を起用しながら勝ているのに対して対照的な結果になっている。 もっと、戦力を活用できるよう考えないか? ぐぁんばれ!タイガース |