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7−7 対横浜DeNA 勝てる試合に負けた後、勝ってる試合をおいつかれる
 讀賣戦で、勝てる試合だったのを、守りのミスで負けた後、今度は、5回まで7−0とリードしている試合を追いつかれた。
 
 それまで、完璧なピッチングをしていたガルシアの替え時については、賛否あるところ(否ばかりかもしれんが)だが、やはり、佐野のスリーランの時点で決断すべきかと思う。
 それまでの内容を見れば、それ以上の続投が死を招くのは確かだった。
 また、塁上にランナーを残しての継投より、ホームランで、リセットされた状態の方が、後続のピッチャーが投げやすいこともある。
 ただ、連戦でできるだけ中継ぎを使いたくないという気持ちと、突然の変調により、中継ぎの準備不足が続投を選択させたのだろう。
 
 能見は、戸柱をファーストゴロ(ランナー2、3塁へ進塁)、代打中井に、討ち取ったあたりが、ライト前へポテンのタイムリーで2点差。
 続く神里に四球を与えて、満塁としたところで、岩貞へスイッチとなった。
 これは、岩貞の肩ができるまでの時間稼ぎであったのか?
 ここで岩貞に代えるのなら、能見を飛ばして岩貞へスイッチという選択はなかったか?
 あわよくば、この回能見で凌いで、7回岩貞という絵を描いていたのか?
 能見は、この間のピッチャゴロの処理を焦って、足を故障(?)した後の方が、安定しており、この日もボール自体は良かったけど・・・。
 
 急遽登板の岩貞は、梶谷はセカンドライナーに打ち取るが(坂本のパスボールで1点献上)、大和にタイムリーを打たれ、同点。
 逆転のランナーは、ホームでアウトにして、一挙逆転という悪夢は免れた。
 ここでも大和に打たれる。
 大和の攻め方に間違いはなかったのか?
 こう何度も大和に打たれる原因は何か?
 大和は、よくって250にバッターだ。
 タイガースだけが5割近く打たれている。

 結局この回のドタバタで、7点あったリードもフイにした。
 できればガルシアで7回くらいまで、中継ぎを最小限で、この試合を凌ぐ構想は、脆くも崩れた。
 岩貞のイニング跨ぎ、スアレスも2イニング投げなくてはならない最悪の展開。
 讀賣のため、追いかけるベイとタイガースが、無駄な消耗戦で、読売だけが高笑いだ。
 
 序盤で7点も取られるベイもベイだが、それを一気に追いつかれるタイガースもタイガースだ。
 それも、やっぱりミスを絡めてのもの。
 坂本のパスボールがなければ、1点差で逃げ切れたかもしれない。
 継投のタイミング、ピッチャーの選択を考えれば、違った展開にもなっていただろう。
 いずれも、ミスといえば、ミスなんだ。

 何度も言っているが、ミスがこれほど多いと、勝てるゲームも勝てない。
 それでも5割は維持しているのは、サンズ、ボーアの補強で長打力がついてきたことによる。
 本気で優勝を目指すなら、もう一度ミスを無くすために、何をしたら良いのか真剣に考えることだ。
 今季は、間に合わないだろう。
 来季、同じミスを起こさないため何をするかが問われている。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:51 | comments(0) | - |