2020.09.27 Sunday
9−3 対東京ヤクルト 原口、連敗を止める!
大量の入れ替えを経て、中継ぎの陣容が勝ちパターンの構築が出来ないほど崩れている。
岩貞、岩崎の抹消は、左の勝ちパターンのピッチャーが全くいなくなったことを意味している。 同時に13連戦を見据えて、ガンケルを先発に回したため、抑えのスアレス以外、勝ちパターンのピッチャーはいなくなった。 その中で、秋山が先発。 秋山には、直接スアレスに繋ぐ様な好投が期待されるが、1点を先取したにもかかわらず、すぐその裏に坂口に2点タイムリー2ベースを喰らって、逆転されてしまった。 そんな状況を1発で解消したのが、原口のバットだった。 昨日の試合から、自らボールを迎えにいくという悪い状況から脱してきた感じは出ていた。 この日も、逆転を許したその後、先頭バッターで、スワローズの吉田の初球のカットボールが高めに浮いたところを、上手く叩いて同点ホームランを放った。 7回の大量点の最初は、原口が放った満塁からの3塁戦を抜く、2点タイムリーだった。 これも、長谷川のチェンジアップを迎えにいくことなく、呼び込んで3塁戦を抜く当たりを放ったもの。 原口には、こういうバッティングができるのが強みである。 バッティングだけなら、十分レギュラーを張れるものは、持っているのだ。 タイガースは、梅野というレギュラーキャッチャーがいるから、守るポジションがないが、梅野が抹消されているいる今、原口が復調してきたのは大きい。 シーズン前、ボーアがダメなら、ファーストで原口を使って、クリーンナップを任せたいとも考えていた。 原口が7番にはいることで、下位打線に厚みがつく。 サンズ、大山、ボーアで残したランナーを返すことで、チームの得点力は確実に上がる。 梅野がいれば、梅野7番でいいのだが、いない今、得点力を考えれば、坂本より原口になる。 今日は、同級生秋山とのバッテリーで、秋山も「原口とのお立ち台」を目標と言っていただけに、原口のリードに応えられるよう、2回から丁寧なピッチングでスワローズを封じていた。 結局6回を初回の2点のみに封じて、マウンドをエドワースに譲る。 甲子園なら、希望通り、原口と秋山でお立ち台だったのだろうが、神宮なので原口のみとなった。 次、甲子園で頼むぞ! 秋山の後は、エドワース、藤浪、スワレスと繋いだ。 エドワースは、来季への見極めをかねて、中継ぎでどこまで通用するか見るためだろう。 藤浪は、今季は勝ちパターンでスワレスに繋ぐ役割を経験させながら、本来のピッチングの復活を期待しての起用か? スワレスは、間が空いたこともあり、確実に連敗を止めようとお試し起用だったか? いずれにしても勝ちパターンは、こんなメンバーになるんじゃないかという気がした。 今日は、原口のバッティングが、タイガースの光になった。 ぐぁんばれ!タイガース |