2024.05.04 Saturday
1−2x 対讀賣 1点で、勝とうと思う方が甘いわ
折角、西勇輝が好投していたものを、またも見殺しで、今季初勝利を消してしまった。
そりゃ、4回のノイジーのタイムリー1点だけで、勝とうと思うのが甘いわ。 西勇輝が、7回まで102球3安打で零封しているだけに、8回まで任せるてもあったかもしれない。 それでも、今季、好投すれど勝ち星に恵まれない西勇輝に、勝ちをつけてやらないといかんという意識で、岩崎、ゲラで8、9回を抑えるという方が確率が高いと判断したんだろう。 その岩崎が、8回に、丸に同点打を許し、振り出しに戻されてしまった。 門脇から始まる打順、ピッチャー、丸、佐々木、吉川と左が続く打順ということで、左の岩崎の投入だったんだろう。 岩崎の選択に間違いはなかったんだろう。 間違いがあったとすれば、丸が左の方が得意としているデータをどう読んだかだ。 1死2塁で丸を迎えた。 1塁が空いていることを考慮に入れて、丸と対するべきだった。 1点を守ろうと岩崎を投入したなら、ここは得点を許してはいけない場面。 丸を歩かせ、塁を詰めて、守りやすくする方法もある。 佐々木は、多分代打で長野、吉川ということを考えても、空いた1塁を思い切り生かした投球をすべき場面であった。 この丸が左を得意としているデータの軽視が、サヨナラを食らった要因でもある。 延長10回も門脇から回る打順。 本当なら、左の島本をぶつけるところだろうが、このところ好投している漆原を選んだ。 その漆原が1死後、代打の萩尾を歩かせてしまったところで、対丸に対して、島本を持ってきた。 丸の対左、対右の打率データを見るに、丸まで漆原で行ってみても良かった。 そうすれば、長野の代打見なく、佐々木がそのまま来たんだろう。 まぁ、8回に簡単に丸に勝負に行ったことが、ここにも響いている。 あそこで、長野まで使わせてしまえば、そのまま長野が守備について、ここに入っているか。 そうであれば、漆原の続投を選んだかもしれない。 こうやって、一度狂った歯車は、その後に影響を与えてくる。 そして、10回の表の攻撃でも、代打原口が無死からヒットで出ると、代走の植田が、飛び出し、牽制で刺されるという内容。 ここも、先頭の小幡は、そのままで、ピッチャーのところで原口という手もあったと思う。 まぁ、無死から勝負をかけたのは、わからないじゃないが。 ただ、ここで小幡を変えて木浪にしたことが、最後の吉川の一打を取れるかどうか、木浪と小幡の身長差を考えると、あの当たり、小幡なら届いていたんじゃないかと考えてしまう。 まぁ、巡り合わせが悪いという試合が、何試合かはある。 そうういう試合で勝ち星が消えた西勇輝は気の毒であるが、反省すべきは、1点しか取れない打撃陣だ。 牽制で刺されること2度、守りのミスもあった、これで、1点を守って勝とうなんて、甘すぎる。 そういう野球の神様からの警告だと思うしかない。 ただ、同一カードの3連敗はいかん。 開幕シリーズに続いて、才木のピッチングに、連敗阻止がかかる。 どうか、打線が奮起して、才木を援護して欲しい。 ぐぁんばれ!タイガース |