2024.05.16 Thursday
9−4 対中日 そして、誰もいなくなった
開幕、タイガースのクリーンナップは、森下、大山、佐藤輝のドラ1の3人が並んだ。
タイガースの新時代を告げる、ロマン溢れるクリーンナップだった。 だが、開幕から一月半で、その3人の名が、クリーンナップおろかスタメンからも消えた。 この日のクリーンナップは、近本、原口、糸原だ。 岡田監督も思い切った。 まぁ、思い切らんといかんほど、打線の不振が深刻だということか。 原口、糸原は、ベテラン枠で、キャンプも2軍スタートだった。 2人とも、レギュラーを諦めてないと言っていた。 その2人は、当然こういう日の為に備えていたんだろう。 その起用に応える見事な活躍を見せた。 この日の打線の大改造が功を奏して、タイガースは、9得点を挙げて、中日戦に勝ち越した。 こういう起用をして、当たるというのは、それだけベンチの首脳陣が選手をよく見ているってことなんだろう。 唯一、3番の近本が、この日ノーヒットだったのは、逆にプレッシャーになったのか。 それでも、四球を選んで出塁はしてるんだけどね。 さて、こだわっていた、4番大山に、メスを入れた。 今後の起用はどうなるのか。 大山の不振が、どこからくるものか。 単なる不振か、故障の影響か。 故障であれば、しばらく休ませるのも手だ。 少し様子を見ることになるのか。 そうであれば、ファーストは、原口でなく、2軍で経験させといた井上という手もある。 原口と糸原は、やはり終盤の代打にとっておきたい。 そこで、 4 中野 6 小幡 木浪 8 近本 9 森下 3 井上 7 前川 5 ノイジー 2 坂本 梅野 なんていう打順も考えて欲しいなぁ。 まぁ、開幕スタメンの見る影もないんだけどね。 取り敢えず、思い切った打線の組み替えで、中日に勝ち越すことができた。 ただ、この状態をずっと続ける訳にはいかない。 大山、佐藤輝が復帰して、森下が成長して、ドラ1クリーンナップが再構築され、近本が1番に戻ること、そうならんといかん。 それまでは、厳しい状況に変わりがない。 そうだ、最後に、西勇輝にやっと勝ち星が付いた。 ここまで、何度見殺しにされて来たことか。 取り敢えず、良かった。 これからも、いいピッチングを期待したい。 ぐぁんばれ!タイガース |