2024.04.02 Tuesday
3−5 対横浜DeNA 村上に2年目のなんとか?
よーい、ドンで、いきなり4点のビハインドは、キツいわ。
なんせ、クリーンナップの調子が上がらない今、4点取るのはきつい状況だからなぁ。 しかし、村上の出来が悪かった。 スピードガンは、150kmを超えていたから、スピードは出ていたんだろう。 それでも悉く打ち返されているんだから、ガンほどの速さを打者は感じていないってことなんだろう。 去年は、逆に、ガンでは、145km位だが、打者は、それ以上の速さを感じるピッチングだったから、まるで逆になった。 それに加えてコントロールがイマイチだから、そりゃ、捕まる。 まぁ、佐藤輝の守備で足を引っ張られた部分はあるかも知れんが、この日のピッチングでは、遅かれ早かれ捕まっている。 なんで、こうなってしまったのか。 昨シーズン、新人王とMVPに輝いた村上だが、新人王のタイトルにあるように、実質1年目の実績だ。 プロ野球には、よく2年目のジンクスなるものが存在する。 それは、パーっと出てきた新人が、翌年相手が慣れることもあるし、対策を研究されることもあり、翌年に大きく成績を落としたりする。 当然みんな、それを知っているから、さらに上を行こうと努力はするんだが、これがいい方に出ればいいが、逆に折角の良いものを、失ってしまうこともある。 そういうことが、相まって、2年目のジンクスという結果になっているんだと思う。 村上も、昨年から、さらにレベルアップしようと、スピードを、2、3キロ上げて行きたいと言っていたと記憶している。 その通り、スピードは、上がったんだが、それを伸ばすために、力が入りすぎ、球のキレとか伸びの部分や、精密なコントロールの部分が失われているんじゃないか。 スピードを上げるために、余計に力んだ部分が、コントロールを狂わせ、ボールの回転を奪う。 ただ、速いだけの棒球が、コントロール甘く、外れたり、入ってくる。 それは、打たれるわ。 または、単なるピーキングのミスかも知れない。 2年目のジンクスに備えるため、仕上げを早くしてしまったため、開幕をピークに据えることなく、キャンプでピークになって、ここにきて疲れから調子落ちになっているということも考えられる。 そうであれば、疲れが抜ければ、またピークが来るから、そんなに心配ないと思う。 ただそうでなく、スピードを上げるという試みが、裏目に出ているとしたら、少し時間がかかるかも知れない。 一度2軍に落として、作り直ししなくてはならなくなる可能性もある。 2年目のジンクスにどっぷりだ。 村上をローテから外して、門別を加えるような事態もあるかも知れない。 実際、去年の村上は、当然変異で、計算外のところから現れた救世主だった。 その突然変異が、一昨年の姿に戻ってしまう可能性もある。 それゆえ、成績を残し続けることの難しさがある。 青柳も、秋山も2年連続までで、3年連続は難しかった。 ここで成績を残してこそ、村上は、エースへと階段が暴れるのだが、今のところ3年連続で成績残したのは、伊藤将だけだからね。 次の試合は、その伊藤将だけに、しっかり試合を作って、連敗しないように、打線も援護をしてやって欲しい。 2カード連続で初戦を落としているんだから、これでが勢いがつかない。 まだ、始まったばかりで焦る必要がないといえども、3タテの可能性は、未然に防ぎたい。 そのためにもクリーンナップの奮起も必要になる。 ぐぁんばれ!タイガース |