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15−2 対中日 呪縛を解いた打線が、大爆発で、5連勝!
 こう言うもんなんだなぁ。
 前の試合で、2点以上取れない呪縛が解けたら、一気に大爆発だもの。
 この試合、先発全員安打の14安打で15得点。
 途中出場の前川は、今シーズン初の打点付きで2安打、4打点。
 大山が、連日の猛打賞。
 こんだけ打てるなら、もっと前から打ってもらいたいって、言いたいわ。

 先発の大竹は、この日も不安定な立ち上がり。
 前回のバンテリンドームの試合もそうだが、ピンチになると力んで一本調子になり、打者のペースにハマって投げてしまっている。
 そう言う悪癖が出て、初回の先制を、2回で簡単にひっくり返された。
 ただ、この日は、その裏、大野の調子もあるが、一気に試合をひっくり返し、大量の7得点で、6点のリードをもたらした。
 この打線の援護が、大竹のピッチングを楽にした。

 序盤球数も嵩んで、6安打されて、アップアップだった内容が、3回以降7回まで2安打に封じた。 
 これは、得点差の余裕と、もっと遊んで、緩急をつけろと言った岡田監督からのアドバイスがあったせいでもある。
 これで、ピンチに一本調子になってしまう欠点に気づけば、今後の大竹の投球に期待が待てるようになる。

 打線が復調し、先発ピッチャーに価値が付くようになれば、タイガースは、去年のようの展開に持っていける。
 好調だった中日は、ここで完全に止めることができた。
 それでも何故、先のヤクルト戦の3戦目に中5日で柳を投げさせたんだろう?
 普通に松葉で行って、タイガースへ、柳、メヒア、大野で良かったんじゃないのか?
 なんか、序盤から無用な焦りみたいなものが見えてるんよ。
 勝負は、もっと先なんやから、今は、自身のローテをしっかり確立していく方がいいと思うんだが。

 そう言う意味では、タイガースは、先を見据えながら、貧打に喘いでも我慢し続け、こう言う試合ができるようになるまで待った。
 その辺が岡田監督の百戦錬磨たる理由なんだろう。
 前川の上手く使って、自信をつけさせるようにしている。
 門別も、上手く使っている。
 これから、復調した打線とともにタイガースが、上がっていく番だ。

 それには、こう言う大勝ちした後の試合が大事だ。
 大量得点の後の試合は、点が入らないとも言われる。
 松葉に案外、抑えられてしまうってことも、過去にあった。
 才木は、決して先に点を取られないよう、辛抱してピッチングしてほしい。
 今の打線は、必ず援護してくれる、そう信じて。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 18:56 | comments(0) | - |