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5 −1 対中日 坂本誠志郎を舐めんなよ!
 今日は、坂本誠志郎の日だった。
 先制を呼ぶスクイズに、同点の9回に決勝となる2点タイムリー。
 守っては、伊原を6回まで失点1に、湯浅を7、8回無失点で導き、最後は岩崎で締めた。
 まさに、攻守にわたる活躍で、ヒーローインタビューを受けるに相応しかった。

 坂本の貢献は地味だからわかりにくい。
 それは、多分にリードという、見えない力によるものだから。
 逆に、見える力である、打力とか盗塁刺殺率とかの成績が芳しくはないから、余計にその貢献を目立たなくさせている。
 だが、首脳陣は、坂本の力を買っている。

 矢野監督時代に、坂本の起用を贔屓起用と揶揄され、梅野の起用を叫ぶ声も多かった。
 それでも着々と技術を磨き、ピッチャーの信用を得て、力を発揮し始める。
 それは、岡田監督時代、梅野のレギュラー起用を公言していた、岡田監督が坂本を認め、梅野と半々での起用法に変化させた。
 梅野が死球を受けて、シーズンの後半を棒に振ると、一人でホームを死守し、リーグ優勝、日本一に貢献した。
 この年は、ゴールデングラブ賞も獲得。
 もとより、ダルビッシュの一番受けてもらいたいキャッチャーに名が上がるほど、そのフレーミング技術を認められていた坂本の技術が公に認められるようになる。

 藤川球児監督が監督に就任した今季は、キャッチャーの新しい力を模索。
 榮枝を第3のキャッチャーとして、デュープの時の捕手として起用し始める。
 才木、ビーズリー、門別が梅野、村上、村上と富田に、坂本という今日でスタートしている。
 それも、結局、デュープも坂本へ代え、伊原がローテへ入り、大竹が復帰すると、これも坂本に任されるようになる。
 キャッチャーは、坂本中心で回す形になった。

 そうやて、地味に自分の居場所と地位を気付き上げてきた坂本ではあるが、やはりその打力の低さから、いろいろ言われることがある。
 そういう声も、相手チームが、坂本を安牌と考えているような攻め方も、坂本は重々知っているんだろう。
 時々、「舐めんなよ!」と言っているようなバッティングをする時がある。
 この日の9回の打席が、ちょうどそれだ。
 無死2、3塁のチャンスで初球に真ん中高めのツーシーム。
 そのあまりに安直にストライクをとりに来る球に、「どうせ、打ってこない。」という舐め切った姿勢が見えた。
 これを狙い澄まして、一撃で仕留めた、坂本がよくやった。

 こういう打撃を、これからもっと見せて欲しい。
 代打陣が充実していれば、チャンスで代打を出すことも可能だ。
 坂本や梅野の打撃成績が芳しくないから、第3の捕手を置いて、代打を送ることを可能にしているんだから、当然、チャンスでは、代打を送りたい。
 そこまでのピッチャーとの兼ね合いもあるが、バッテリー毎変えることが可能な状況なら、躊躇せず代打を送るべきだろう。
 だが、現状の代打陣を考えると、簡単に代打を送れるような状態ではない。
 そうであるなら、今日のように、「舐めんなよ!」という場面で、一撃をかまして貰わないといけない。
 
 まだまだ、これから厳しい戦いが続く。
 ピッチャーも疲弊してきている。
 そういう中で、坂本の攻守にわたる貢献、活躍がまだまだ必要になる。
 これからも、「舐めんなよ!」と、攻守にわたって活躍してくれることを期待する。
 頑張れ!坂本誠志郎。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 17:49 | comments(0) | - |