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2025.06.10 Tuesday
2−4 対 埼玉西武 獅子を舐めたら、いかんぜよ!
今井と並ぶ、ライオンズの左のエース隅田から、2回の下位打線でチャンスを作り、熊谷がタイムリーで幸先よく1点を先取。
3回は、四球で出た佐藤輝をヘルナンデスが返して、追加点。 序盤3回で、隅田相手に2点のリードを得た。 この3回までに、近本が2盗塁、佐藤輝も盗塁を1つ決めて、都合3盗塁で、隅田を揺さぶった。 この作戦で、隅田の球数が嵩んで、早期のK Oも可能と思われた。 ただ、ここに落とし穴がある。 元々、打線に課題がある西武。 序盤で2点のリード。 こっちのピッチャーは、交流戦無双の才木。 この試合は、いただいた、そういう雰囲気が醸し出された。 この日、湯浅は、ベンチ外となっている。 前回の登板で、かなりヘロヘロになっていたんで、少し間隔を空けるつもりだろう。 球数的に、もう1イニング行けると思われた才木を6回で降ろして、7回から継投に入った。 これも、西武打線相手だから、及川、桐敷、岩崎の3枚で、3イニングいけるだろうと言う目論見。 その間に、追加点を挙げることができるかもしれないし、まず、この3人がいれば逃げ切れるという皮算用をしたんだと思う。 この中の桐敷が誤算だった。 スピードもキレもない、見るからに自信無さげに映る。 西川、滝澤に連打を喰らって、ネビンにタイムリー、源田に同点打、山村に逆転打を許すと、漆原へ交代を告げられた。 漆原が、長谷川に犠牲フライで追加点を許し、2点差とされた。 こうなれば、西武には、抑えの平良がいる。 9回を簡単に抑えられて、見事な逆転負けを喫した。 この試合、タイガースに、どこか油断がなかったか? 西武を甘く見ていたところはなかったか。 いくら打線が弱いと言われても、下馬評を覆して、パリーグのAクラスに踏みとどまっているチームだって事を忘れていなかったか。 隅田から2点取って、安心して、雑な攻撃になっていなかったか。 反省する要素は、数多ある。 要は、決して相手を侮っては、いけないという事。 少しでも隙を見せれば、相手は、そこをついてくる。 どんな時も万全を喫して臨まなくてはいけない。 そう言う教訓となった試合だったんじゃないか? また、そう言う教訓にしなくてはいけない。 さて、次の試合は、伊藤将司の先発。 今季初先発の試合になる。 下でのピッチングを見るにある程度の失点は、覚悟して望まなくてはいけないだろう。 キャッチャーを坂本で行くのか、梅野で行くのか、注目するところではある。 いずれにせよ、こちらの心配を裏切るような安心の投球をしてくれる事を期待する。 打線も、伊藤将司が余裕を持ってピッチングできるような援護をしてやって欲しい。 ぐぁんばれ!タイガース |
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