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2−3 対 東北楽天 リスタートせよ!
 楽天との初戦に敗れて、4連敗となり、交流戦も5勝5敗の五分となった。
 せっかくオリックスに3タテで、勢いに乗るかと思った矢先、西部に3連敗で、すぐに吐き出した。
 楽天には、昨年も3連敗で、相性が悪い相手だが、今年は低迷している。
 ここで、連敗を止めてと算段して見たが負の連鎖が止まらなかった。

 楽天の先発ハワードは、ボールのキレもコントロールもイマイチでヘロヘロ状態。
 このハワードに6安打を浴びせ、3つの四球を選んで、5回までに102球を投げさせながら、挙げた得点は、3回の森下と大山のタイムリーの2点のみ。
 普通なら、負け投手で然るべき内容のハワードを勝ち投手にしてしまった。

 そのヘロヘロのハワードに対して、村上は、3回まで42球で片づけ、許したヒットも2本と順調に立ち上がったように見えた。
 その村上が乱れたのが4回。
 リードをもらって、これを守らなくてはいけないという意識が出てきた頃合い。
 まぁ、西武との3試合の負け方から、自分が投げ切って、勝ち切ろうとする意識でいたのは理解ができる。
 だが、それが、今季の村上が調子いいのは、向かっていく気持ちが出たピッチングであると思うのに、慎重に交わしていこうという消極的なピッチングに変えて行った。
 去年のピッチングがまさにそれで、いい結果が残らなかった、そのピッチングに戻ったように見えた。

 先頭の浅村に、慎重さのあまり、四球を与え、1死後、渡邊佳明にスローカーブを、ライト前へ運ばれる。
 宗山にも続かれ、辰巳に犠牲フライで1点を返される。
 ここで、森下のバックホームの間に、ランナーがタッチアップで2、3塁に進まれた。
 これも、犠牲フライの1点は仕方がない、ランナーの進塁を防ぐため、中継へ返すという守りの身長差が欠けている。
 ただ、目先の1点を防ごうと、無理したバックホームを試みる、それが逆に、さらなるピンチの拡大へとつながる。
 まぁ、連敗中の焦りかもしれない。
 1点でも返されたくないという、追い詰められた気持ちが、冷静な判断を下せなくしている。

 結局、その後の武藤に逆転の3ベースを許す事になる。
 この回で村上の球数は、一気に嵩んで、ヘロヘロ状態のハワードと変わらんようになってしまった。
 負けが続いて、村上にも、チーム全体にも、必要以上に意識をさせられている。
 ピッチャーは、石井大智がいない分、出来るだけ長く投げなくてはいけないと言う意識が強くなり、野手は、出来るだけ多くの得点をとって、楽な状態でリリーフピッチャーが投げられるようにしなくてはいけないと、必要以上に力む。

 9回のチャンスでの森下の打撃が正にそれで、普段なら、このチャンスに冷静に燃えて、何をすべきかわかっている打撃ができるはずが、ただ、「打たなくっちゃ」「自分で決めなくっちゃ」と言う気持ちばかりが先に立ち、ダボハゼ的にボールを追いかけ、これもヘロヘロ状態の則本に、ファールフライに打ち取られた。
 最後のバッターの佐藤輝も、軽打で1点返して、同点狙いでいいのに、逆転の一発長打を狙ったバッティングで、ライトフライで終わって、ゲームセット。
 絶好のチャンスを逃した。
 連敗中でなければ、逆転できていただろう状況と則本の出来だっただけに、残念だった。

 今、チームは悪い方向へ回って、よくない循環にある。
 4連敗でも、交流戦は5割だ。
 交流戦が始まる前と同じ状況だ。
 焦る必要はない。
 残り8試合、5割で十分、勝ち越せればラッキーくらいの気持ちでいい。
 ここで、一度、交流戦開始前の状態に立ち返って、リスタートすればいい。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:04 | comments(0) | - |